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ホオノキ

 小山内裏公園“戦車道路”脇に生えている「ホオノキ(朴の木)」。モクレン科モクレン属の落葉高木で樹高は20~30メートルになる。5月頃に直径15~20センチの大きな花を咲かせる。花弁は6~9枚で咲き初めは純白だが次第に黄色を帯びてくる。雌性先熟で雌蕊が閉じた後、多数の雄蕊が広がる。
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イタチハギ・4~開花

 マメ科クロバナエンジュ属の「イタチハギ(鼬萩)」。北アメリカ原産の落葉低木で日本には観賞用や法面緑化目的で移入されその後日本各地で野生化している。4~6月に長さ10~20センチの黒紫色の穂状花序を出し長さ8~10ミリの花を多数咲かせる。花弁は旗弁のみで翼弁と竜骨弁は退化している。花糸は紫色で葯は黄色。
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カラクサナズナ・2~別所地区

 アブラナ科マメグンザイナズナ属の「カラクサナズナ(唐草薺)」。ヨーロッパ原産の越年草で明治30年代に小笠原で発見されその後東京都を中心に拡がっている。当地では南大沢駅前ロータリーの敷石の間に生えていたが、当地の専門家から別所地区のバス通りの歩道でも見つかったと聞いた。花は直径1ミリほどで4枚の緑色の萼片に包まれる。中には扁平の子房と先端に短い花柱があり雄蕊は2本ある。雄蕊の基部に白色の角のような細長い花弁がある。
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