元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
ユリノキ・7~蜜
神子沢緑地付近の街路樹の「ユリノキ(百合の木)」。モクレン科ユリノキ属の落葉高木で5月にチューリップのような花を上向きに咲かせる。写真は花被片がまだ緑色掛かっておりまだ咲いたばかりの花だが既に花の基部から大量の蜜を出し外側の花被片に流れ出している。この蜜はサラサラとしていてとても甘い。
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ゲンゲ
宮嶽谷戸の休耕田に咲いている「ゲンゲ(紫雲英・翹揺)」。マメ科ゲンゲ属の越年草でハスの花に見立てて「レンゲソウ(蓮華草)」と呼ばれることが多い。ゲンゲの根には根粒菌が付き、空中から取り込んだ窒素を窒素化合物に変えるため、以前は、稲刈りが終わった田にゲンゲの種を蒔き、田植えの前にそのまま耕して肥料としていた。田んぼ一面が“レンゲ畑”になるのは春の風物詩だったが、化学肥料が使われるようになり、またイネの早植えが行われるようになると、ゲンゲの開花のサイクルと時期的に合わなくなり“レンゲ畑”は急速に消えてしまった。ここでは幼稚園児に種を蒔かせて花を楽しませているとのことだ。果実は豆果で長さ2センチほど。当然だが花と同じように輪状になる。
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ヒョウタンボク・2~若い果実
昭和記念公園のサイクリングロード脇に植栽されている「ヒョウタンボク(瓢箪木)」。スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木で北海道~四国の山地に生育している。冬にここにあるのを知り花期は5月頃と知り開花を楽しみにしていたがこの日に訪れてみると花は全く無く既に小さな果実が出来始めていた。おそらく3月下旬~4月上旬には咲いていたようだ。花はまた来年見に来よう。秋に赤く熟す果実は液果で2個が繋がりヒョウタンのような形になることから名付けられている。果実は有毒で食べられない。
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