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番外編・10~ニホンザル2

 都内で今年初の真夏日になった昨日、初夏の花を求めて奥高尾を歩いてきた。標高392mの大垂水峠から標高670mの小仏城山まで登り下りは日影林道をバス停まで歩いた。その日影林道で頭上の電線をスルスルと動く物体に気付き見上げると電柱に「ニホンザル(日本猿)」がしがみついていた。以前、多摩森林科学園で野生のサルを見たことがあったが奥高尾では初めてだった。ニホンザルはオナガザル科マカク属の霊長類で体長は50~70センチ。群れで生活するがここでは1匹しか見えなかった。一瞬のことでやや逆光になってしまったがご容赦頂きたい。クマでなくて良かった。ところで、この日ホトトギスの初鳴きを聞いた。
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コナスビ・3~果実

 向山緑地付近の住宅地の空き地に生えている「コナスビ(小茄子)」。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で日本全土の陽当たりの良い野原や道端に分布している。5~6月に直径7~8ミリの黄色い花を咲かせる。果実は直径4ミリほどの球形の蒴果で表面には毛が密生している。果実には萼片が残っておりこの様子をナスに見立てているが、ナスにしてはあまりにも小さい。
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コゴメバオトギリ・2~開花

 長池公園“尾根幹線口”付近で咲き始めた「コゴメバオトギリ(小米葉弟切)」。ヨーロッパ原産の多年草でアメリカ、オーストラリア、アジアなどの温帯に広く分布している。日本では1930年代に三重県で帰化が確認され現在では日本全土で見られる。草丈は30~40センチで5~7月に茎の上部に直径2センチほどの5弁花を多数咲かせる。名前の通り葉の長さは1~1.5センチと小さい。
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ノニガナ・2~果実

 堀之内東山そらみの緑地の野原に点々と咲いている「ノニガナ(野苦菜)」。キク科ニガナ属の越年草で本州~九州に分布している。花期は4~5月で直径8ミリほどの小さな花を咲かせる。東京都のレッドデータでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。果実は長さ2~3ミリの痩果で先端には3~4ミリの冠毛が付いている。
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