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ハナヤエムグラ

 長芝原緑地付近の道端に咲いてる「ハナヤエムグラ(花八重葎)」。アカネ科ハナヤエムグラ属の一年草~越年草でヨーロッパ原産。昭和36年(1961年)に千葉県習志野市で確認されその後各地に拡がっている。春から夏に掛けて茎の先に8枚の苞葉に包まれた花序を出し直径2.5~3ミリの薄紫色の花を数個付ける。美しい花だがとにかく小さい。
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シダレヤナギ・5~柳絮

 ヤナギ科ヤナギ属の「シダレヤナギ(枝垂れ柳)」。中国原産の落葉高木で日本には古く奈良時代に渡来したとされている。雌雄異株で水辺などでは成長が早いが普通の場所でも生育している。当地では川沿いの遊歩道などに多く植栽されているが、ここは住宅地の中の遊歩道で水辺ではない。写真は果実が熟して中から綿毛が飛び始めている。種子を探したが微細で肉眼では良くわからなかった。この綿毛が飛び漂い雪が舞うように見える様子を“柳絮(りゅうじょ)”と呼ぶ。“絮(じょ)”とは真綿のことで“柳絮”は春の季語になる。樹の下にはたくさんの綿毛が散らばっている
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ヤブデマリ・4~長池公園

 長池公園“第2デッキ”で見られる「ヤブデマリ(藪手毬)」。ガマズミ科(←レンプクソウ科←スイカズラ科)ガマズミ属の落葉小高木で山地のやや湿った場所に生育している。4~5月に枝先に直径10センチほどの散形花序を多数付ける。花序の中央には両性花があり周りには純白の装飾花がある。コデマリオオデマリも良いが、このヤブデマリは風情があってとても美しい。ちなみにオオデマリは同じガマズミ科ガマズミ属だが、コデマリはバラ科で違う仲間。
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