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岸田文雄首相は26日、東京都内で開かれた北朝鮮による拉致被害者全員の即時帰国を求める「国民大集会」に出席し、「我が国自身が主体的に動き、トップ同士の関係を構築していくことが極めて重要だ」と述べた。また、首相直轄のハイレベル協議の実現に向け、「様々なルートを通じて様々な働きかけを絶えず行い続けている。早期の首脳会談実現に向け、働きかけを一層強めていく」と強調した。
首相は5月の国民大集会で、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記との首脳会談の早期実現に向けて「私直轄のハイレベルで協議を行っていきたい」との考えを表明した。今回もハイレベル協議への意欲を改めて示し、「大局観に基づき、地域や国際社会の平和と安定、日朝双方のため、ともに決断をしていくことを呼びかけたい」と述べた。
拉致被害者の家族の高齢化を踏まえ、「時間的制約がある拉致問題は、ひとときもゆるがせにできない人道問題だ」とした。
拉致被害者の横田めぐみさんの弟で、拉致被害者家族連絡会代表の横田拓也さんは集会の冒頭、「停滞は許されない。日本政府は国家の総力をもって外交交渉を行ってほしい」と訴えた。
日本政府に、国益を守る為の外交力なんかあるわけがない。
世界は、日本政府の振る舞いをみてアメリカ属国(植民地)としか認識していないだろう。
安倍政権も菅政権も、岸田政権も拉致問題が「一丁目一番地」だと言うだけで、働きかけるルートは皆無としか言いようがない。
安倍晋三が、米朝会談でトランプ大統領に交渉出来るように託したのが最大のチャンスだったと思うが、その後進展どころか何の動きもないのが現実ではないだろうか?
そもそも、日本政府に拉致問題を解決する気が全くないと思っている。