岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《池西 剛 編》☆

2013-02-16 13:23:25 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、晴れてはいますが風が強く、肌を刺すような寒い一日となっています。

そんな寒さにもかかわらず、今日も午前中からお客様がご来廊下さり、大変嬉しく存じます。
さて、現在開催中の「MINO展」【~17日()迄】も、早いもので今日と明日の2日間を残すのみとなりました。
会期中は、県内外から本当に多くのお客様にご来廊頂き誠に有難うございます。改めて厚く厚く御礼申し上げます。

では、今日も「私の一押し作品」として、この「MINO展」の為に今月3日に窯出しされたばかりの池西 剛先生の珠玉の黄瀬戸作品をご紹介させて頂きます。
一見、桃山の黄瀬戸を彷彿とさせるような池西先生の品格溢れる黄瀬戸作品は、今展でも多くの来場者を魅了しています・・・。

先ずは、いかにも育ちそうな和らかく温かみのある器肌が“魅力”の酒器揃いから



   池西 剛 作 「黄瀬戸徳利」 H14.0×D 7.0cm・・・・・(売約済

   池西 剛 作 「黄瀬戸酒盃」 H 5.0×D 6.3cm・・・・・(売約済

次に、色や艶など池西先生が描く黄瀬戸の理想形に最も近い釉調が裏面に出た



   池西 剛 作 「黄瀬戸片口碗」 H 6.8×D15.6cm・・・・・¥115,000-

 色濃く出た黄瀬戸の釉肌・焦げ・鮮やかに彩る緑の胆礬(たんぱん)。裏面には抜け胆礬による景色も。

最後は、今展出品茶碗の中でも一番の自信作である



   池西 剛 作 「黄瀬戸茶碗」 H 9.2×D10.8cm・・・・・¥350,000-


池西 剛 (いけにし ごう)

1961年 大阪府吹田市生まれ。 各地の窯場を巡られ日本・朝鮮・中国の古陶磁を学んだ後、愛媛県今治市に五連房式登窯・単室穴窯を築窯され、全国各地で個展を中心に作品を発表されています。近年、その活躍は目覚しく、備前・黄瀬戸・唐津・高麗など多種多様の作品は古陶と見まがわんばかりの風格を感じさせ見る者を驚かせます。

明日の「私の一押し作品」、ラストを飾るのは「堀 一郎 編」です。

皆さん、乞うご期待!!!
コメント
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