岐阜の画廊 文錦堂

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「~粛亀庵と号す~ 木地師 佐竹 康宏 展」開幕です!!

2015-12-07 12:32:02 | 工芸
皆様、こんにちは。
今日の岐阜は朝から雲一つない青空が広がり、気温も暖かく、小春日和の一日となっています。

さて、文錦堂の本年度最後を締めくくる企画展「ー粛亀庵と号すー 木地師 佐竹 康宏 展」 【~ 13日()会期中無休】が、先週末からいよいよ始まりました!!

【~粛亀庵と号す~】と名付けられた今展。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、佐竹先生は大病に見舞われ、現在も闘病中の御身であられます。
「心を正し、亀の様にゆっくりと這いながら1日でも長く制作活動を続けたい。」と、大病を機に【粛亀庵】と号されて臨まれた今展。
木地師として生涯をかける佐竹先生の“鬼気”迫る作品群を一目見ようと、初日・二日目と県内外から大勢のお客様方が詰めかけて下さいました・・・。(感謝)

それでは、逸品中の逸品が出展され、佐竹先生の作家人生における“集大成”となった個展会場をご紹介致します。

明日8日(火)から弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも順次販売させて頂く予定ですので、そちらの方もお楽しみ下さい。




 ウィンドウには、DM掲載作品である「欅造花生」を。



玄関正面は、日常的に使える各種「茶托」がお出迎え致します。
「木の葉大茶托」「栗横荒目筋茶托」などは、文錦堂でもいつも使用しており、その使い易さと丈夫さから大変重宝致しております。

 

見事な杢目を見せる「楓花器」や、「楓」「栃」による菓子器が、床の間を飾ります。
掛軸は、郷土出身の土屋 禮一 画伯(日本芸術院会員・日展副理事長) 作 による「椿」を。




正月のお雑煮にピッタリな「合鹿椀」など、使い勝手の良い「椀類」が整然と並びます。



今や佐竹先生の代名詞的作品となった「ワインカップ」や極限まで薄く挽かれた「欅玉杢薄挽き盆」など、凄みさえ感じる逸品群が並びます。



 【家庭画報】(英語版)の表紙を飾り、広く世界へと発信された「ワインカップ」

常滑の陶芸家 山田 想さんとのコラボによる「檗(きはだ)針杢煎茶々櫃」など、茶道具の逸品が並びます。



明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!
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