岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪隠崎 隆一・見附 正康 編/酒器展2016より≫

2016-01-28 15:21:59 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は晴れ間が広がり、穏やかな一日となりました。

さて、先週末に大盛況で閉幕した「酒器展 2016」
文錦堂初登場の新進気鋭の作家や若手人気作家の個性溢れる新作、そして物故作家の逸品など、皆様にご紹介致したい作品が数多く出展されました。

それでは、本日も「酒器展2016」から「私の一押し作品!!」として、会期中ご紹介出来なかった作品をご紹介していきたいと思います。

「コレクター垂涎の的編」と題して今日ご紹介する作品は、隠崎 隆一 先生と見附 正康さんによる珠玉の「酒器」です。

先ずは、備前の鬼才 隠崎 隆一先生の造形美溢れる作品から。
昨年も第55回(2014年度)毎日芸術賞日本陶磁協会賞 金賞を受賞されるなど、名実共に日本陶芸界を牽引し続ける隠崎先生。
今展でも、漆黒の釉肌に黄胡麻が豪快に流れる景色が圧巻の「黒」による酒器揃など他を圧倒する素晴らしい作品をご出展下さいました・・・。



   隠崎 隆一 作 「黒酔器」 H15.4×D 8.8cm・・・・・(売約済



   隠崎 隆一 作 「黒酒呑」 H 7.6×D 7.0cm・・・・・(売約済

続いて、伝統的な赤絵細描を現代風にアレンジした作風で九谷焼に新風を吹き込んだ見附 正康さんによる作品も。
現在最も作品が手に入らない作家の一人である見附さんですが、輪花に成形された口縁部やモダンな図柄など見附さんのセンスの良さが光ります・・・。



   見附 正康 作 「赤絵細描小紋ぐい呑」 H 4.4×D 6.2cm・・・・・(売約済

次回は、逸品揃いとなった「物故作家 編」をご紹介致します。 乞うご期待です!!
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