岐阜の画廊 文錦堂

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「-春画織部- 四季慾斎蟻助 陶展」開幕です!!

2022-10-17 17:15:24 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は、昨日までの汗ばむ陽気から一転、朝からが降りしきる生憎の一日となっています。

さて、開催前から大きな話題となっていた四季慾斎 蟻助さんの初個展が、いよいよ始まりました。
「-春画織部- 四季慾斎蟻助 陶展」【 ~23日()迄】と題した初日には、開店前から30人以上の愛好家の方々にお並び頂くなど、熱気を帯びたオープニングとなりました。
おかげ様で、初日早々にほぼ“完売” となるなど、初個展を飾るに相応しい最高のスタートとなりました。
蟻助さんも2日間の在廊を終えて、作品制作の為に瀬戸へとお帰りになられました・・・。

それでは、照明にも趣向を凝らした四季慾斎蟻助さんの個展会場をご紹介致します。

ウィンドウには、今展の為に蟻助さんに新たに描いていただいた軸装「femme fatal」とDM掲載作品「黒春画織部酒器揃」が飾られています。 
男にとっての「運命の女」ファム・ファタール(仏: femme fatale)(或いはファム・ファタル)を描いた作品は、暗くなればなるほどその妖艶さを増していきます。





入り口正面は、四季慾斎さんの友人である深見 文紀さんの【黒漫画織部】による茶碗が来場者をお出迎え致します。
絵画は、深見さんが描いた「HELL BUNNY」。



床の間を飾る作品は、風神・雷神娘が描かれた深見さんの「黒漫画織部壺」。 口縁部の大胆な割れ目が存在感を際立たせます。
軸装は、深見さんの好きなラッパーの世界を描いた「カナゾノボミン」。



賛助出品として、深見さんの個展でも出展された「黒漫画織部大皿」「黒漫画織部花入」「藍鉄漫画織部水指」も蟻助さんの初個展に花を添えます。  



画廊奥に進むと照明が暗くなり、いよいよここから「-春画織部- 四季慾斎蟻助 陶展」
現代的春画を織部の遊び心を通して表現された蟻助ワールドが、遂にベールを脱ぎます。



エロティックなイメージの強い春画を、独自のユーモアとセンスでポップカルチャーに進化させた蟻助さんの《春画織部》作品に多くの来場者が目を奪われていました。



明日も、会場奥風景をご紹介致します。 乞うご期待!!
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