岐阜の画廊 文錦堂

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「-美濃考- 氏家昂大 陶展」会場風景

2022-11-19 14:22:32 | 工芸
皆様、こんばんは。

秋も深まり、銀杏並木が美しい今日この頃、いかがお過ごしですか。
ここ一週間ほど、先の四季慾斎蟻助さんの納品作業やお客様からご依頼された愛蔵品の売り立てなど、目の回る忙しさですっかりブログの方が更新出来ず大変失礼致しました。
蟻助さんの納品作業もようやく少し終わりが見えてきました。
作品到着まで、今しばし楽しみにお待ちください。

さて、開催前から大きな話題となっていた氏家 昂大さんの岐阜初個展ですが、早いもので残すところ今日明日の二日間となりました。
「-美濃考- 氏家 昂大 陶展」【 ~19日()迄】と題した初日には、開店前から愛好家の方々にお並び頂くなど連日大賑わいです。
おかげ様で、会期早々に大壺が“完売” となるなど、岐阜初個展を飾るに相応しい最高のスタートとなりました。
氏家さんも2日間の在廊を終えて、作品制作の為に工房を構える多治見へとお帰りになられました・・・。

弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、出展作品を販売させて頂いております。

それでは、照明にも趣向を凝らした氏家 昂大さんの個展会場をご紹介致します。

ウィンドウには、現在出荷の最盛期となった岐阜県の名産「富有柿」が描かれた土屋 禮一 画伯(日本芸術院会員・日展常務理事) 作 「富有柿」と、DM掲載作品「漆貫入彩鼠志野茶碗」が飾られています。 





入り口正面は、岐阜初個展に合わせて以前の趣から一新された【漆貫入彩黄瀬戸茶碗】が来場者をお出迎え致します。
絵画は、徳岡 神泉(1896~1972 文化勲章・帝国芸術院会員 )作 「蜜柑」 。



床の間を飾る作品は、流れ落ちる溶岩をイメージして制作された「漆貫入彩鼠志野大壺」。 来年開催予定のニューヨーク初個展に向けて、現在大壺の制作に力を注がれています。
軸装は、日本画壇の巨匠 川合 玉堂画伯(1873-1956 文化勲章)作による「湖上秋色」。



「漆貫入彩御深井徳利」「漆貫入彩白磁徳利」「漆貫入彩白釉徳利」「織部漆朱塗徳利」「漆貫入彩黄瀬戸酒器揃」など、インパクト溢れる徳利群が並びます。  



照明を落とした画廊奥に進むと、スポットライトに当てられた色彩色豊かな氏家さんの作品が浮かび上がります。



壺を制作する過程で失敗して割れた陶片を板皿に見立てた色とりどりの作品に、多くの来場者が目を奪われていました。



明日も、会場奥風景をご紹介致します。 乞うご期待!!
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