岐阜の画廊 文錦堂

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今週末は、いよいよ「MINO展 2015」!!

2015-02-10 14:45:26 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、昨晩からが降りしきり、今朝は辺り一面銀世界に包まれました。
雪のピークは過ぎたみたいですが、路面の凍結などお足下には十分にお気をつけ下さい!!

さて、今週末からは本年度文錦堂企画展第二弾!!となる「MINO展 -2015-」 【 2月14日(土)~ 22日()】を開催致します。

現在、発刊中の炎芸術121号(阿部出版)にも展覧会プレビューのコーナーでご紹介頂くなど、開催前から大きな“注目”を浴びています。
今年は若手作家も参加し、茶器を中心に酒器を含む6作家各15点が並びます。
伝統の“美濃焼”の精神を受け継ぎながらも現代の美濃へと展開し、現代陶芸をリードする人気・実力を兼ね備えた陶芸家たちの熱き競演に注目です!!

 

それでは、改めてDM掲載作品及び展覧会プレビュー掲載作品をご紹介致します。 
先ずはDM掲載作品として、透明感溢れる長石釉に映える緋色が美しい有本 空玄先生の「志野茶碗」から。
今回、MINO展初登場となる有本先生ですが、多くの愛好家の方々から大きな期待が寄せられています・・・。



   有本 空玄 作 「志野茶碗」 H 9.2×D11.6cm

続いては、気迫溢れる造形と斬新な作風で日本陶芸界を牽引する 隠崎 隆一 先生のオリベ作品による展覧会プレビュー掲載作品も。



青く発色したオリベ釉と、釉際に彩る緋色のコントラストによってなんとも美しい趣を放っています・・・。



   隠崎 隆一 作 「オリベ酔器」 H16.3×D 8.5cm



   隠崎 隆一 作 「オリベ酒呑」 H 8.2×D 5.6cm 



   隠崎 隆一 作 「オリベ麦酒杯」 H11.2×D 7.4cm 

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立春大吉!!

2015-02-04 10:16:57 | 工芸
皆様、おはようございます。
昨晩は、今年の恵方である「西南西」に向いて、無言のままただひたすらと恵方巻きを食べました。(笑)

立春大吉
さて、2月4日の今日は立春ですね。  
暦の上ではが始まり、1年を立春からスタートという考え方もあるようですが、この1年の皆々様の無病息災を祈念申し上げます・・・。

ということで、今日は皆様に福豆ならぬ「福字鉢」をお届け致します!!

“黄瀬戸の第一人者”原 憲司先生による「黄瀬戸福字鉢」です。
黄瀬戸の名品の条件であるジワッと油が滲み出る様な光沢を見せる「油揚肌」、草花文の彫文様周辺を彩る深みのある緑色の「丹礬」と茶色の「焦げ」
立春に相応しく、の趣を感じさせてくれる見所満載の逸品です!!



    原 憲司 作 「黄瀬戸福字鉢」 H 5.4×D17.2cm

皆々様に「福」が訪れることを願って・・・・。
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週末特別企画(2)

2015-02-01 08:56:39 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日からもう2月ですね!? 
古来より逃げる2月、去る3月と云う謂れがあるそうですが、謂れのとおりこの2ヵ月もまた逃げるように去っていきそうです・・・。

さて、昨日から「週末特別企画」と題して「唐津」特集をお届け致しておりますが、今日は生涯の良き伴侶となり得そうな「湯呑」をご紹介させて頂きます。

近年、若手作家の台頭が目覚ましい唐津ですが、巨匠の方々も負けていませんよ!!
現代唐津の礎を築いたと言っても過言ではないお二方、田中 佐次郎・故 中川 自然坊 先生による品格溢れる「斑唐津」「絵唐津」による湯呑です。



ご紹介致しました作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売させて頂いております。

先ずは、今なお衰えない制作意欲で次々に意欲作を発表し続ける田中 佐次郎 先生の「斑」作品から。 火間が生じた景色は見所の一つです。
注) 火間(ひま)とは陶芸用語の一つで、釉の掛からない箇所で素地が露出して赤く焼けた状態、又は、釉が切れたり縮んだりして火色の出た部分のこと。




   田中 佐次郎 作 「斑唐津湯呑」 H 8.8×D 8.0cm・・・・・(売約済

続いて、昨年11月に開催し大盛況だった「遺作展」が記憶に新しい中川 自然坊先生の「絵唐津」作品も。
伸びやかなタッチで絵付された草花文様や口縁際に生じる梅華皮など、自然坊先生らしい野趣溢れる作風に仕上がっています・・・。



   中川 自然坊 作 「絵唐津湯呑(恭平箱)」 H10.0×D 7.8cm・・・・・(売約済

 口縁際に生じる梅華皮によって、さらに味わい深い風情となっています。
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