先日、旦那と一緒に名古屋金山のボストン美術館で開催されていた「ペリーとハリス展」に行ってきました。
歴史を勉強されている方でしたら、ペリーやハリスという名は覚えがあると思います。
ペリーは1853年に日本に来て、翌年日米和親条約を結ばせたアメリカの提督(ていとく:海軍の将軍のような役割)です。
日米和親条約によって、日本の長い鎖国は終わりを告げます。
ハリスは大老井伊直助と日米修好通商条約を結んだアメリカ領事です。
日米修好通商条約は日本にとって不平等な条約だったので、日本にとって不利益なことが起こりはじめます。そして、いろいろなことが重なって江戸幕府がなくなり新しい時代の幕開けとあります。
歴史の教科書だけだと、実際にペリーが日本に来日するまでどんな気持ちだったのか?日本に着たときに何を持ってきたのか?などがなかなかわからないと思います。
しかし、展覧会にいくと、当時の画像(写真・絵画)やペリーたちが書いた手紙などもありますし、実際に条約の書類も展示されていました。
入試には直接つながるわけではありませんが、展覧会にいくとイメージの幅も広がるので、暗記をしたあとで忘れる率も減りますし、勉強の幅が広がると思います。
受験生になるとなかなか外には遊びに行けませんので、小4・5や中1・2のうちに、ちょこっとでもいいので展覧会に行くことは良いことかもしれませんね♪
ちなみに、愛知県内でおススメの美術館は北区にある「徳川美術館」♪最寄駅は大曽根ですが、栄や名駅からも基幹バスにのっても行けます。
「徳川美術館」は江戸時代までの日本文化を代表するものが多数常設展示されています。たとえば、火縄銃や刀・鎧・兜(よろい・かぶと)や茶道の道具、能舞台などがあります。しかも、徳川美術館は豪華なつくりです。
また、桜山駅(名古屋市瑞穂区と昭和区の堺)最寄の「名古屋市博物館」の常設展示も歴史の勉強にはお勧めです。縄文時代から現代までのさまざまな展示品があります。
日本の歴史の勉強にもってこい!の徳川美術館・名古屋市博物館はお勧めの博物館の1つです。