エッセイ「なぜ私は社会科塾講師になったのか?」
第9回 高校時代② 勉強での挫折
前回は,高校時代のすばらしき友人との出会いをお話しました。
今回は,同時期での勉強のお話をします。
高1で仲良くなった友達との時間が楽しく,また学校の帰りに本屋などに寄ることができるのも幸せでした。
当時,最寄りの駅に,マンガ中心の古本屋があり,一気にマンガが安く購入できるので,
マンガを買いあさりました。
学校にいる間は友達と仲良くし,家に帰ったら,帰りに購入したマンガを読み・・と,
久しぶりに「勉強」以外の幸せをかみしめていました。
高校の勉強の方法というか姿勢って,中学のときとは違うんですよね。
中学の内容って,だいたい1回目に習ったときに「理解」はできました。
だから,テスト勉強って,用語暗記や問題演習を中心にしていれば,たいがいテストでは点数取れました。
でも,高校の内容は,1回目に習っても「理解」できない部分がありました。
しかも,中学に比べて進むスピードが格段にはやい。
よくわからないまま,どんどん進んでいくので,もうチンプンカンプン。
とくに「化学」。
もう,先生の話している言葉が全然頭に入ってこなくなりました。
また,「数学」も,簡単に理解できなくなりました。
中学時代の私だったら,「勉強」しか楽しみがなかったので,おそらくそれでも努力して勉強したと思います。
でも,高校の生活は友人関係も楽しかったし,マンガも読みたい放題。
なので,適当勉強しかしていませんでした。
・・そうしたら,2学期の期末テストで,ついに赤点をとってしまいました!
赤点を取ったのは,数Ⅰ・Aの「数列」「確率」の内容。
とてつもなくショックでした。
家に帰ってから大泣きしました。
自分がすごく馬鹿に感じて,自分の存在がすごく恥ずかしくなりました。
今回は以上です。
次回は,その赤点の状態をどうやって脱出し,勉強の立て直しをしたか?をお話します。
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