社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

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私の悪口を言っていた先生を思い出して・・

2013年11月02日 10時05分50秒 | 教育者としてのつぶやき

 なかなか更新できず失礼いたしました。

東京旅行から帰ってきてから、風邪がなかなか治らず、そうこうしているうちに洗濯機が壊れ

コインランドリーに通っていたところに娘がまた風邪ひいて、それが私にうつって、また私も風邪をひいて・・、と

大きな大変さはなかったですが、細かいことでいろいろ大変でした。

 

今回の風邪は、娘はすぐに治ったのですが、うつった方の私は2か月ほど咳がとまりませんでした。

百日咳やマイコプラズマ肺炎なども疑ったのですが、どうもそうではなく、

ただ単に、一番弱い喉がやられただけのようです。

 

私は、一番喉が弱いみたいで、5年に1度くらい、風邪の延長で声が出なくなることがあります。

幸い今回はそこに行きつく前に治りましたが。

 

声が出なくなったのは今までで2回。

 

1回目は高校2年生の春。

春休みに風邪をひいて、高2の始業式のときには声が枯れ、ほとんど声が出ませんでした。

そのため、最初新しいクラスでの友達つくりは苦労した覚えが・・。(でも、そのあとで仲よくしてくれる子がいて助かった。ありがとうね。)

 

2回目は社会人3年目の塾講師時代。

風邪は完治して生徒にはうつす恐れはなかったのですが、声がほとんどでなくなってしまいました。

 一生懸命出した声でも声がれし小さい声。

 

でも、当時の私は仕事を休むわけにいきませんでした。

一番は生徒さんのため。私なんかよりも優秀な先生はたくさんいましたが、

私の授業に慣れた生徒が違う先生に突然かわると、その先生に慣れるまで時間がかかる。

ましてや受験生だとペースが崩れ、それだけで受験期に影響が出る。

 

・・・だから、たとえ、声があまりでなくても、感染のおそれがないのならば授業は続けよう!と。

 

もう1つは、アンケートで自分を上位に入れたい、ある先生が、私がいないと、私の悪口を生徒に言う可能性が大だったから。

私がいても、彼の授業中に平気で私のあることないことの悪口を言ってたし、

私の前任の先生が倒れて入院している間にその人はその子の悪口も言ってたそうで・・。

先生同士での悪口ならまだしも、生徒に言う先生は最悪だけど・・、それが上司だから、私にはどうしようもない・・。

(先生同士での悪口を言う人も良くはないですが・・。)

だから、せめて私の監視付きでその上司を見張っていた方が安全である。

もしかして、わたしを誤解している生徒さんがいたとき、私がその場にいたら訂正できるから。

 

 

声が出ない事情を生徒さんに話したら、いつもはふざけている生徒さんたちも私をからかうことはなく授業を聞いてくれました。

なんて良い子たちなんでしょう!

声がでない分、黒板にマンガ絵に吹き出しをつけて説明したり、補助プリントもつくったりして、

なんとか授業を成立させました。

こういうときにマンガを描けるのは便利でした。(笑)

 

あのときに授業をしっかり聞いてくれた生徒さんに感謝です。

 

 

 

・・そういえば、私の悪口を言っていた上司のことを信じる生徒さんもいましたが、大半は、違っていたようです。

その上司は、えこひいきが激しい上に、気分によって怒ったり怒らなかったりしたので、彼を信用をしていない生徒もいました。

 

私は決して、ほかの先生の悪口は言いませんでした。それは、私のプライドです。

小5で、私のあることない悪口を言う同級生の言うことを信じた友人たちに裏切られ、いじめられた経験から、

決して根拠のない悪口、、ましてやその人の人生や性格を悪く言うことはしたくありません。

私はそのような人と同じ道に落ちたくありません!

 

悪口を絶対言わない、とは言えませんが、人を陥れるような、うその悪口は絶対に言わないよう努力してはいます・・・。

 

その私の姿勢を好き!と言ってくれる生徒さんもいてうれしかったです。

「先生は誰にでも公平だった!」と言ってくれる子もいました。

どの先生にも懐かない生徒と唯一会話できたのも私だった、ということもあります。

 

その分、ひいきをしてほしい生徒さん、自分中心でいたい生徒さんには、不評でしたが・・。

それで私のあることないことの悪口をほかの先生に言って、その先生にめちゃくちゃな説教をうけ、

それが長年続き、過労で入院してしまったこともありました。

 

でも、えこひいき、するくらいなら、私は悪口を言われる方をとる!

小学校で私をいじめた奴は、先生にえこひいきされている子たちが中心たちだった。

先生を後ろ盾に私をいじめた人間を、少しでも減らしたい!

それも私のプライドです。

 

他の目立つ生徒に埋もれてしまって自分に自信がなくなっている生徒さんを減らしたいです。

強烈で伸びる個性をほかの子やほかの先生に気付かれず、未来の可能性をつぶされてしまっている生徒さんを減らしたいです。

 

そういう思いで先生になりたいな、と思ったことを、今回の風邪で思い出しました。

 

 

 

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