今回は,「塾講師☆ブログ」らしく,塾について,のお話。
<塾とはどういうところなのか?>
塾は義務教育の学校(小・中学)とは異なり、
生徒さんがお金を出して任意で来てくれる教育機関です。
なので、もしお客さんがその塾を気に入ってくれなければ、もちろん塾を辞めてしまいます。
ただ、それは、他の民間のお店にはすべて同じことが言えますが、
民間のお店と塾の決定的な違いは、
「お金を払う人と、実際にその店に来るお客様が異なる!」
ということです。
塾にお金を払うの保護者の方、実際に塾に来るのは小学・中学生の子供さん。
なので、いくらその塾に来た子が塾を気にいってくれても、
スポンサーである親御さんが,その塾を気に入らなければ退塾,という形になってしまいます!
だからといって、親御さんの言うことばかり聞いていたら、うまくいかないことも多々あります。
なぜなら、どうしても生徒を叱らなければならないこともあれば、
365日その生徒のためだけに仕事をするわけにもいかない。
先生が倒れてしまっては元も子もない。
それで、保護者の方が一番、塾に臨んでいることは何か?
を読み取ることが必要です。
望んでいることの第一位は、
「志望校の合格」もしくは「成績向上」
でしょう。
その場合は、その子の成績をどのようにあげるか!を第一に考えて行動し、
保護者の方と意見が異なったときは面談をして、
お互いに意見を交換して相談し、結束する!という形になります。
第二位は
「家で勉強しないから塾で勉強させてほしい。」
です。
家で勉強できないのは、
保護者の方が仕事で忙しかったり、保護者の方が子供に勉強を教える自信がない場合が多いので、
生徒さんを授業に来させるのはもちろんのこと、
自分が他の授業をするために校舎に来ていて部屋がどこか空いているなら、
その子に一人で自習させて放課中に勉強確認をさせてみます。
そうすると、保護者の方は「わざわざわが子のために、先生が動いてくれるわ!」を思ってくれます。
ただ、ただ来させているだけではだめで、もちろん親身に対応しなければいけません。
自分が来ているときだけそうすれば、自分の休みの日に親に塾で自習させてくれ!と頼まれても、
「すみません、この日はどうしても空いていなくて・・。でも、次の日なら・・。」と対応でき、
先生もちゃんと休みがとれます。
他の理由で意外かと思われるのは、
「ブランドだから!」
服も夫もブランド、だから子供の塾もブランドで・・という保護者の方さんもいらっしゃる。
小さい名も知らぬ塾のベテラン先生が言っていることより、
大手ブランド塾の新入社員の若手先生が言っていることの方が最もなことことを言っている気がする!
と思われる方はいます。(もちろん,全員ではないです。)
なので、先生は一度は大手塾に入った経歴を持つと,助かることも。
大手塾に入っているときはもちろんですが、退職しても、
「昔は、大手の○○塾につとめていましたが、今は結婚退職してこちらの塾に来ました。」
と話すと、すんなりお話を聞いて頂けたりも。
うれしいやら・・悲しいやら・・。
ちなみに,私の言う大手塾とは、
独立した塾の建物があり(どこかの一室を借りるわけでなく)、
パンフレットも冊子になっていて、
CMもやったり、ときどきテレビや雑誌に教員や理事の人々がでていたり・・。そういう塾です。
学校の先生になれなかった人が塾の先生になっている!
と馬鹿にされる方もいらっしゃるでしょうが、
学校の先生が塾の先生になったら全員素晴らしい業績をあげられるか?
と言ったらそうは一概には言えないでしょう。
(学校の先生で塾の先生になって業績をあげられた方もたくさんいらっしゃいますが,
それは学校の先生だったから,ということではなく,その方本人の能力だと思います。)
どのような職業でも、それを本気にやろうとおもったら、
本当に生半可な努力ではうかくいきません!
なので、私は塾の先生として極めていきたいです!
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※現在,過去の記事を削除・編集しております。その中の記事の中でいくつかピックアップして
ブログに再度アップしています。この記事はその1つです。
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