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塾講師四コマ⑤番外編先生によって態度を変える生徒について

2009年10月30日 12時16分04秒 | 自家製 塾講師四コママンガ
今回は塾講師四コマです。しかし、塾の話ではなく猫の話です。

なぜ、今回この話を載せたかというと、それぞれ人に対する態度が違うことがいいか?悪いか?について語りたかったからです。

教師によって生徒が態度を変化させるのを許さない先生がいます。
しかし、私はそれは違うと思います。(実際には母に相談して、母に言われて、そうだな~と思い、それで自分なりに再構築したのですが・・・)

たしかに、悪質な態度の変化は私も許せません。
たとえば、怖い先生にはすごくおとなしくて従順なのに、やさしい先生や嫌いな先生になったとたん寝たり授業妨害をする生徒や、好きな先生の前ではいい子ぶって他の生徒やきらいな先生の悪口を先生に言う子はいけません。

しかし、相手に心地よくなってもらいたい、この人とはこのような楽しい接し方をしたい!というプラスの態度の変化だったら、私はかまいません。
たとえば、何もしゃべらない授業をするのが好きな先生の授業ではおとなしく、授業中に質問をバンバンしてほしい先生の授業では積極的に発言したりと。

友達づきあいでも、いろいろと態度を無意識に変えている子は多いと思います。
たとえば、すごくマンガオタクの子が、同じオタク仲間とは専門用語で語りあったり、そういう場所に遊びにいきますが、そうでない子とはそうでない(普通)の会話をしたり普通の遊び(ショッピング)に行ったりします。これを、「本来のわたしはオタクだから!」と言って、オタクじゃない子に、オタクな話をしたって友達は困ってしまいます。その子と仲良く交流したければ、相手に合わせることも必要です。相手に合わせたくなければ、つきあわなければよいだけのことです。(それだけ、友達の幅は狭くなってはしまうので、それでも良いというのであれば、それは良い選択の1つだと思います。)

このように、相手に好意を持っているがための、ちょっとした態度の変化は、逆に人間社会を上手に生きていくためには良いことです。
先生にコビを売れ!というわけではなく、その人と自分が心地よく過ごしたいというプラスの気持ちで生徒が動く分には、本人がそれを無理してやっていなければ、私は逆に、生徒たちを誉めてやりたいくらいです。人間観察が上手ね!と。


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