写真は本体に付けた温度計ですが参考にもしません 。(指標は2個以上作らない)
経験的に焙煎4回目までは安定しないのは判ってますので、実際には測ることはないですが、熱の伝導を見て蓄熱を知ることはある程度可能です。だから4回目までシビアな操作をしてます。【以上、上の写真についてです。】
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【1】さて沢山の方々(お取引がある方々のみ対応)から、上記の「煙突ダンパー」の問い合わせが多くありますが、
言うまでもなく、今まで不便を感じなければ不要です。
関東・関西、一度に焙煎する量の違い、メインノズルの大きさなど、皆さんが試行錯誤した先に何を見ているのか?によって必要かどうかは変わってきます。
関東・関西ですら風量が2割違うのですから基準が違います。これは考え方の基準でもあります。
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【2】当コーヒー焙煎講座の他と大きな違いは「余熱」なんて重視していません。幾らやっても余熱と蓄熱とは違うということを身をもって体験しないと決して理解は出来ません。
温度計を見ていても意味はありません。多くの人は温度計を基準に考えてます。
ゴルフで各ホールを4打で回れば72です。そんな事は誰でも判るのです。じゃあ、やってみろよ!って話です。
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【3】この装置を使えば上手くゆくというものではありません。(上手くいかないというものでもありません) ここは難しい表現です。
まず前提に、正しい焙煎があり、それが標準(ここでは世界標準)が出来ていることが条件です。
焙煎中に「排気ダンパー」もこの「煙突ダンパー」も共に固定だということ。
焙煎中に「排気ダンパー」動かす愚行を信じてる程度では無理です。
日本だけのオカルト焙煎です。それも気がつかないです。
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【4】R-101の少し前機と、現行機では、ボトムの落ち方が違うように見えます。(見えます)
同じ釜の温度で、同じ量を投入すれば同じボトム温度が来る筈が「メーター読み」で来ないのはメーターがシンクロしていないと考えます。
そこで「AFTER FAN」で少し絞って温度の移動を出来るようにします。
これが出来れば東京産機の2キロはあわせ易いと思います。(余談です)
この珈琲焙煎機の2キロ機(東京産機製)も取り扱いしております。
他所さんでは、これをオリジナルで販売してますが、この2キロ機のネームプレートが変わるだけです。笑
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【5】他の方法もあります。
① インバーターでFAN送風を制御する方法
② レデューサーで絞る方法
目的地は同じで行き方が違うだけです。現実に読んでも理解されないのはゴルフと同じ、誰かの記事を読んで検証もなく信じてしまうのですか?
ある細胞を学会で発表したら、同業者は皆検証に入ります。そして結果は、その発表は嘘だとわかりました。ご本人だけが出来たと言い張ってましたね。日本のコーヒー焙煎なんて、それ以前に理論もない、正当な検証も出来ないのです。(していない。)
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【6】誰が何を言おうと自由です。 信じるのも自由です。しかし、嘘(オカルト)で金銭を授受するのは一般的に詐欺といいます。
マスメディアのコマーシャルは微妙です。あれは勝手に信じるだけですからね?
ジョージ・クルーニーがネスカフェ飲んでるわけがありません。その「ネスプレッソ」飲んでるような人に、コーヒーは判りません。ソリュブル・レギュラー・コーヒーってインスタントのことですよ。一体何を信じてるのですか?
一体?
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【7】本題に戻ります。コーヒー焙煎機は強い火力と、強い風力です。
それとも、固定の火力と、ギリギリの風力ですか?(ニュートラルなんて言ってるのはホンマモンのXXです。)
何を信じようと自由です。笑
しかし、少なくとも自分が現実に生業としてやってることの礎に、理論もないオカルトめいたもの置くことを私はしません。
焙煎機を2台並べて、真似れば必ず同じ豆が出来上がります。つまり作業です。「ブラックボックス」はないのです。
「中点」なんて言葉もありません。ベテランは使いません。存在しないからです。これも自在に設定出来ます。
「排気ダンパー」を弄って出来ることは、他方ガス圧でも、風力でも出来るのです。当り前なのです。
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【8】私は、焙煎毎に、その日の湿度や気温を記録してます。それは、これでコーヒー焙煎は変わらないと証明する為です。( 笑 )
おまけに「エアコン」付ですから温度は自由に設定出来て、変化も自在です。が結果、その日の気候で焙煎は変化しません。
プロの焙煎機は鋳鉄を使った非常に重厚なものですから、どんな日も1回目と、数回目では釜の状態が違います。
それでも同じ焙煎をしています。初回から10回目まで同じデータで焙煎出来ます。
【9】その日の気候で焙煎が違うような店では買えないでしょう。
コーヒー焙煎は焙煎する以前に、出来上がり時間も他も全て予定が立ちます。これが
プロファイル(或いはプロフィール)と呼ばれるものです。
その日の気候でこれが変わるなんて自慢している「珈琲焙煎士」が「プロファイル」なんて真逆のことを言ってるのです。恐るべきXXです。
【写真の数値の誤差は撮ってる時間がちがいますので・・念のためね】
【10】
ダメ押しでここにも計器の誤差を見るために、都合3台の湿度計です。
気候で変化した焙煎データを公表した人はいなのです。出したら終わりですからね。
それ以前に焙煎中に「排気ダンパー」を弄るから同じ焙煎が出来ないのです。
日本の珈琲焙煎をまともに戻しましょう。
「中点」「ニュートラル」「蒸らし」「チャフ飛ばし」なんて全部「排気ダンパー」関連です。
ここが間違いの元です。
そして誰一人、日本でその理論的な証明をした人はいないのです。
「経験」らしいです。爆
せめて世界標準を目指しましょう。
「焙煎中にテストスプーンはなるべく見ない」なんていう先生からは、一刻も早く逃げてください。
あなた、そんな先生に教えてもらって開業するのですか?