夏休みは辛い、田舎の映画館が「夏休みこども映画劇場」になってしまって見る物が何もない。
さて、今の時代、孫を「歌舞伎」に連れてゆく爺さん、婆さんがどれだけいるだろうか？ 内容なんてどうでもよいのです。「本物」（世界）を見せること。
「お寿司屋」に連れていくことでも、
お爺さんはカウンターで、私達ガキはテーブルで「うどん」でも作ってもらってじっと我慢してる。（これが学習）
今は子供をカウンターに座らせて自慢してる親子が多いですけれど。
昔はソレご法度。一番の野暮ってもんです。（今も、ただ鬱陶しいので店は何も言わない）（他の客に迷惑）
昔の日本は、大人と子供の世界がハッキリ分かれていました。
海外でも「レストラン」と名乗れば子供はいません。
今、日本は「ファミリー居酒屋」なんてアホなものがあります。アホちゃいまっか？
「烏賊」は「イカ」って読むのか？
「河豚」はフグなのか？覚える
「おこぜ」なんかも少し食べたりしなから、・・・
私なんか寿司やで二十歳過ぎても「今日は食わすものはない、うどんでも出前とれ」って言われてました。（生モノはそれほど好きではないので）
でも隣の客が寿司摘んでるのにカウンターで「うどん」食べてる図。
時代は変わってゆく。
心に余裕がないから、メニュー以外に作らない、そこまでコミュニケーションが取れない店ばかりです。
「Ｂ級グルメ」って自嘲気味な表現だったものが、今、本気の「王道」です。自信満々。高級店を見下すことで優越感を得られるかもしれませんね。「水」の代金を請求したら店が潰れる時代です。海外ではそれに加え普通の「チップ」も必要です。
１００ユーロなら、１０％前後（サービス次第ですが） １５００円～２０００円のチップは普通にいります。
「bespoke」の時代は、私が中学生の時に終わりました。
「ＶＡＮジャケット」がやって来ました。既製品を広告で売る時代です。やはり「メンズクラブ」という雑誌を媒体にその「世界」を売ってました。
前にも書いたけど「石津謙介さん」が東海岸の大学生のファンションを「真似」「創作」して作った１００％パクリ文化ですから全部ニセモノですが、その世界に入ってる田舎の中坊に判りはしません。「ボタンダウンはこうでなければならない！！掟」を盲信していました。出来上がりは極東の島国の丸坊主の中学生にアイビー（一流大学生な感じ）ですからもう恥ずかしい限り。
それが日本全体です。全部ニセモノなのです。
企画、デザイン、製造、販売全部～日本製ですから当然です。今でも自動車に「VAN」ステッカー貼ってる爺さん見るとホント、追い越して説教してやろうと思います。
そしてその後、「ポパイ」が広告をコンテンツとして編集し、次に「角川書店」がＴＶと映画で本を売る時代になり、今はSNSです。
お歳暮にはまだ、「お仕立券付きワイシャツ生地」が届いた時代です。そうなんですシャツは採寸して作っていたし、靴もそうです。（私の時代のひとつ前で終わり）
今もメディアは変わったけれど相変わらず「踊らされる人々」は変わらない。
新型の車のスクープ記事がネットに載り、笑（スクープなのに！ボディー剛性が４０％ＵＰしてる）なんて書かれて、次の日には「今度の新型はいいね！！」なんてやっている。笑え。ここは笑うところだ。
さて、ネットでタダで見れる時代に
１万円払って「歌舞伎」を見るのか？「子供」には見せる義務があります。
学校からは高くて行けません。
今でも「bespoke」な世界は色々とあると思います。
それは言い換えれば
「行間を読む」というまるで反対のことで表わします。
「read between the lines」
「以心伝心」
除夜の鐘がうるさい。
庭のカエルの鳴き声で裁判？マジ？
７５０円のランチのカップデザートが写真の「プリン」ではなくて「オレンジゼリー」ならクレーム！（どっちも安い既製品じゃん）
なにか、とても面倒くさい時代ですね。キＸＸＸと書くと怒られますので書きませんがね。
最近知った「ひろゆき」って２チャンネル（見たことがない）はハッキリ言う人ですね。この人は馬鹿ちゃんを「馬鹿」と書いてます。
私は「お馬鹿さん」と丁寧語で表現して行こうと思います。まあ意味は一緒ですがね。
「VAN Jacket」！
こんなステッカー、マツダロードスターに張ってる「爺さん」はもう進歩なしです。勘違いを信じると滑稽です。
「誰にも迷惑は掛けてない、ほっといてくれ！」
進歩してないよ。
