【標準化】
現在、日本のコーヒー焙煎方法は、全く何一つも「標準化」されてません。
デタラメが精査されることなくメディアに載れば、それが「独り歩き」しています。それに加え各自がバラバラな事を言いますから行き先の無い、方向性がないことになります。
グローバルの時代、国際商品である「コーヒー」に関して、我々もやはり、国際的な視野を持ちつつ確実な何かを追求して行かねばなりません。
世界と日本と違うことが有っても良いと思いますが、「自然科学の法則」を日本の「珈琲焙煎」だけが例外と言うのはどうしても許容出来ません。私個人は許せません。
我々は日本に居てもコーヒーという国際商品を煎っているという大前提です。
オカルトめいたトンデモ焙煎を徹底的に排除し、焙煎を「標準化」して誰にでも納得の出来る形にする意義は、これから後に続く人々の為になります。
出来もしない、説明も出来ない、検証もせず矛盾だらけの世界的に孤立した焙煎を一日も早く止めなければなりません。
日本語という特殊な言語故に海外から読まれることがない分、知れば大笑いされるような事が多いのです。「標準化」とは、グローバルな基本ルールのようなものです。
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【単純化】
どんな世界(分野)でも、勿論仕事でも、プロと呼ばれる人達はその仕事を単純化しています。
単純化=「簡単」ではありません。
「単純化」こそが一番難しいのです。 そして、それは一見して「簡単」に見えるのです。
単純(Simple)に統合してゆくことは、つまり体系化(理論化)してゆくことです。
キチンと論理的に説明が出来る焙煎、オカルトでない、屁理屈一辺倒の焙煎を排除することです。
専門家だからと言いながら、自分勝手に沢山の例外を作るのは実は体系化していないということです。
少なくとも自然科学の法則は絶対です。だから[蒸れる]なんてことは絶対に有り得ないのです。
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【専門化】
プロフェッショナルとして、「コーヒー焙煎」を生業とする人の為の焙煎講座です。
将来にわたって自信を持って続けてゆくことが出来る珈琲焙煎です。
素人を小手先で騙すような焙煎ではないこと。
つまり、曖昧な色という帯域で判断したり、経過時間で判断しない。
ある任意の一点で確実に煎り止めることが出来る焙煎を目指します。それが出来れどんな焙煎も出来ます。
全ての美味しさの起源は「川上」の生豆の品質にあります。
だから「川下」の焙煎も大事なのです。
屁理屈抜かすのが専門家ではありません。
一年を通して、同じクオリティーの焙煎豆を生産出来るということは、安定した焙煎をするということです。
勿論、季節ごとのチューニングは多少は必要です。
それがプロフェッショナルというものだと思います。
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【創造的破壊】
これは、これから新たに焙煎業をされる方々の【使命】です。
新しい時代の、情報化時代、つまり世界中の仲間と同じ農園の豆を語れる時代の「コーヒー豆」の為に、過去の因習と決別しなければなりません。
安価で凡庸なコマーシャル・コーヒーを焙煎するのなら、大手業者と変わりはないわけです。それなら個人の焙煎業のレゾンデートルではないのです。
生豆をゴミ掃除(これをハンドピックだなんていうのは誤訳)することなど、今時、考えられません。
何処よりも美味しい珈琲を焙煎する為には、何が必要なのか?
それを共有できる焙煎講座を目指しております。
少なくとも、マイクロ・ロースター(100KG釜以下)の目的は何なのか?
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【自分で考えて出した答えなのか?】
Look inside yourself for an answer
自問自答です。他人様の言ったこと、雑誌に書いてある記事よりも、自分で考えて、あるいは自分の舌で感じた答えを持ってる人になることだと思います。
それが出来ないのに、精神的に独立した焙煎業なんて無理じゃないですか?
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ボトムまで【ダンパー閉じ気味】で蒸らし、1ハゼまでは【ニュートラル】を追いかけ、その後はチャフ飛ばしの為に「全開」1分間その後 【一段開け】煙臭を消し、色見本で終了。
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笑えますが全部、ダンパー操作に関することです。
こんなアホ焙煎は、世界中で誰もやってません。一体、この内の何か一つでも理論的に説明出来るものがありますか?
ここは、貴方の知性を試される場面です。
V60と同じです。ネルドリップ?
「ダンパー」は日本だけの装備、だから日本のコーヒーが美味いなんて話はついぞ聞きません。そして、殆どの上記の操作に何一つ科学的な根拠はありません。ノイローゼに近い。
「煎る」という行為で大切なのは、当然ながら火力の調整です。これには一切言及してないのです。ダンパーで風を調整するから温度計がそのものが違ってきます。
当り前のことです。アホでも判りますね。これが判ってない。
アホ~。
「チャンチャラ可笑しい」とハッキリ言える環境こそが、とても大事なのです。