最近の若い人は
お茶はペットボトルで、
カルピスも、もう出来上がったペットボトルで
ハイボールも水割りも、チューハイもみんな缶入り。
こういう彼等が、味の云々を抜かす。
化学調味料もいっぱいのラーメンチェーンに並んでいる。馬鹿か?
よくよく考えてみれば、どれもTVコマーシャルやネットで配信された広告で踊らされてる商品ばかりだ。
コーヒーとて同じ、随分前に充填した缶を開ければ、香るのは「香料」である。よく考えろ!
表記しないでよい保存料もある。一番売れているコーヒーがこれである。
これで薀蓄を言われても、困ちゃうな~~(山本リンダ)多分しらないだろう。
要は【感性】だ。随分と曖昧な言葉であるが・・・・。
それと、与えられたモノに興じるのではなく
自ら何かを創造することである。
「考える」とはそういうことである。
結局、この話は、いつものハリオV60に最終的に繋げるのだが(無理やり)
マーケッティングとは、いまや市場調査という意味ではない
【市場操作】だということ。
メディアが巨大な力を持ち、且つ操作出来るからである。
最近は大統領もこれで作られる。
いつも時代も大衆は操作されて、今やペットボトルのお茶を飲むはめになる。
これ、俗に言う「カモ」である。
コンビニのスパゲティーや弁当を評価してどうなる?
V60の効用はおそらくコピーライターが机上で考えただけのものである。
そして「雑誌のコーヒー特集」こそ、何かを売る為に企画されているということだ。だから同じ内容の「コーヒー特集」が続くわけで、当然ながら縁も所縁もないメーカーもものは載せていない。何だ?
プロは一番簡単な方法を選ぶ。
素人は、他人と差別化して自分を優位に立たせる為に、目先が変わったものを選ぶから、いつもババ掴みになる。
その前に常識で考えて見たまえ、ハリオV60が美味しいか?
ただショボ~~イ、「ミル」を殆どの「カフェ坊」達が使ってる。そこから出てくる微粉で苦味がでて少しバランスしてるだけである。
これ、瓢箪から駒という。
最終的に自分の「脳みそ」で考えたか?どうかである。
情報量は関係ない。(ろくでもない情報ばかりだ)
くどいようだが、自分の舌で「味わう」ことだ。
その為に訓練は要るのだろう。(どんなものにも訓練は必要だ)
訓練は座学も含む。
マニュアル世代に、説得出来る材料はない。信じてるのは自分が分かる範囲の数字だけだ。
ハリオV60、ハリオのケトル、ハカリを下に置いて、何グラム、何分、何CCで「ハイ、出来ました」だ。これがマニュアル通りである。
馬鹿である。これ素人である。
当然だが、マニュアルというのは「数値」である。これだけで全てを考えると列車事故にもなる。物事には目に見えないモノの方が多い。コーヒー抽出もそうだ。
だから、「ネル・ドリップ講座」は難しい、同じ事をやっても10人いれば10人違う味になる。マニュアルでは判らない。理解できない。
ペーパードリップでも同じ、列車で言えば、場所でスピードが違う。
プロはそれが判る。これは大工さんでも同じ。
コーヒー焙煎でも同じである。「マニュアル」って何? ガス圧・時間・ダンパーの数値、豆の量? これで考えれば、ヤフオクで売ってる町の発明家が作った焙煎機のようなものでも焙煎出来ることになる。筈だ。
現実は違うけれど、作った側も買った側も本物を知らないから永遠に理解は出来ない。
私は「目に見えないモノ」を指標にしています。
板前さんで小さじ、大さじ何杯なんてマニュアルを使う人はいないわけです。家庭の奥さんは、それを信じて、それを使うから永遠に料理が判らないわけです。
プロは、目に見えない指標を使ってます。
それが「一番」確実で、且つ単純な方法だからです。
よって、視点を変えれば「数値」で語れば、素人は騙すことが出来ます。
ダンパー操作を昨日と今日の湿度や気温の差で屁理屈言って難しく操作しても、そのたった一日なら騙せますが、3日通えば嘘と判る。
日本の気候一年365日を通せば3日後には対応できないのが子供でも判るのに・・。笑
ハリオV60使ってる「カフェ坊」に何を言っても判らない。小学生でも判ることが判らない。
だが、プロは使わない。
「伊右衛門って美味しいですよね?」
「えっ?」
が私の答えだ。問題外だし、お茶でもない。