「Youtube」を見ると、ラテ・アートに関しては沢山の人々(プロ・アマ問わず)が技術を披露していますが、焙煎は非常に少ないですね、どうしてでしょうか?
平均年齢も関係しているでしょう。
単位仕事時間も大きく違います。
平均年齢はバリスタさんの方が断然若い、同じコーヒーインダストリーに属してますが、意識はハッキリ違います。少なくとも私はそう感じます。
ラテ・アートが全てではありませんが、その分野で誰かに教えを乞うと、誰にでも教えて貰えます。(有料・無料や時間との関係はありますが、) 壁がないわけです。
バリスタさん同士の年齢が近いかもしれませんが、私が思うには それが、つまり技術(テクニック)としての自負があるからだと思います。
「真似出来るなら、真似してご覧、俺はもっと先に行ってるから・・・・・」的な感性があるんじゃないでしょうか?
焙煎さんは、その反対です。素人にさえハッタリを言う人が多い。自分の仕事に神秘性を持たせたりして、「真似の出来ない職人芸」だと吹聴します。それはどういうことかというと
焙煎は「誰にでも出来る単純作業」の裏返しなのです。決してテクニック(技術)ではありません。
職人のカン仕事も、名人芸もありません。
その日の気圧や湿度で焙煎は変わりません。そういう事を言えば「スゴイ」と思われたいからに過ぎません。
それが本当な売ってる豆は毎日味が違います。
誰が煎ろうと、ブラジルはブラジルにしか煎れません。決してマンデリンにはなりません。