ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

レッドファイブ

2009-02-03 | Illustration
先日、F1を主催するF1A(国際自動車連盟)が、現行ポイントシステムから
メダル方式にするという提案が出され、それに従って過去のチャンピオンシップの
結果がどう変わるかという分析を発表しました。

歴史が変わる訳でも無し、あまり意味があると思えない調査ですが
その内容は結構興味深いものでした。
各レースの上位3人にオリンピックと同じ金、銀、銅のメダルを授与。
シーズンが終わった時点で一番金メダルの多いドライバーがチャンピオンになるという
ものです。

これで行くと例えば82年、たった1回の優勝でチャンピオンになったケケ・ロズベルグではなく
実際は優勝数がひとつ多いディディエ・ピローニがチャンピオン。
鈴鹿初開催の87年は最多勝利をあげていたにもかかわらず、S字でクラッシュして決勝欠場し
ピケにタイトルをさらわれたマンちゃんことナイジェル・マンセルが。

メダル制にすることで優勝しなければチャンピオンになれない、と無難に
ポイントを重ねるレースが無くなり、内容的に真剣勝負?で面白くなると
考えたようですが、ポイントの点数とか与えられる順位とかを考え直した方が
いいのではないかと思うんですがねえ。
でないとメダルに手が届かないチームはやる気を無くしそうです。
まあ無冠の帝王といわれたスターリング・モスがチャンピオンに
なれていたかも?と思うと、ちょっと複雑ですけれど。

で、マンちゃん、92年サンマリノでの激走です。
これもチャンピオンを獲った頃の作品です。
こうゆう強力なキャラのドライバーはなかなか出てきませんねえ。
ところでイギリスF3に出ていた2人の息子はどうなったんでしょう?