ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

ブームは去ったけれど…60’s

2010-11-17 | Miscellaneous
今月は模型製作もままならないので、今日はレトロ話で埋めておきます。すいません。

以前にも書いているのですが、私が模型趣味を続けてこられた
きっかけになったのは、中学時代を過ごした京都、宇治の模型店でした。

先日偶然こんな本を見つけてしまいました。
「宇治の今昔」という本でモノクロが主ですが、昭和30~40年代を中心に
当時の街並みと現在の同じ場所を並べて紹介している写真集です。
(郷土出版社刊)
この出版社からは、全国47都道府県の郷土の歴史を紹介する本が
沢山出ていますので、見てみたいかたは探してみてください。

オンライン書店ビーケーワン:宇治の今昔 保存版 宇治市全域

郷土写真集・戦前写真集|地域をみつめる 郷土出版社



中学の3年間だけ住んだのですが、今思うとその何倍もの時間と同じくらい
中身の濃い日々だったように思います。
勿論それは模型を作ったり遊びまくった記憶があまりに多い為ですが
何度も通った映画館やオモチャ屋のある市場の写真を見つけて
思わずアア!と声を出して、しばし想い出にひたってしまいました。

友達とイーストウッドよりリー・バン・クリーフのほうがカッコええで!とか
言いながら、マカロニ・ウエスタンを片っ端から見まくった映画館は
今はスーパーになっていました。

お袋が担任にこぼしたおかげで職員室に呼ばれ、“あんた映画ばかり見ていんと
勉強しーやー!”と担任のオカバヤシのオバンが、踏まれたあんパンみたいな
顔して言うので、“センセ、勉強はしたいんですが悪友のナガミ君とホンダ君が
しつこく見にいこうヤ、と誘うもので…”とか言って結局全然勉強しなかったな。
2人とも私よりはるかに勉強が出来たのがなお悲しい…。

100番街という名前の市場の中にあるオモチャ屋さんでは、イマイのロープウェイや
サンダーボーイ、怪獣プラモを、色々買いました。
そこは今もそのままスーパーになって残っています。

観光地として街の変化が大きい京都ですが、それでも今も何十年変わらない景色が
市内のみならずあちこちに残っています。
観光客のほとんど行かない街の普通のなんでもない通りなどに、時間の止まった空間を
よく見つけたりします。
昔チャリで走り回ったところに、そのままの風景が残っているのを見つけるのは
嬉しい発見です。
そんな所でオモチャ屋さんを見つけると、ついドキドキしてしまいます。
京都は本当に時間がゆっくり流れている、そんな感じがしますね。



画像は何のオマケだったか忘れましたが、ベタベタ貼ってあったお菓子の
オマケのワッペン。結構懐かしいものです。

さて、寒くなってきたので南禅寺のおいしい湯豆腐でも食べにいきたい…ですねえ。