久々のミニカーネタです。
ソリド1/43のダイキャストミニカー、Harvey Indianapolis。
ソリドのミニカーのなかでも有名な1台ですね。
これは1963年のインディー500に出た"Harvey Aluminum Special"というマシン。
アメ車の世界では知らない人がいないミッキー・トンプソンが製作したマシンです。
インディーがまだフロントエンジン車が大半を占めていた時代で、このようなリヤエンジン車は
他にクラークのロータスだけでした。
先日ヤマダマ先生のブログにもこれのスロットカーが紹介されていました。
山田剛久の「スピード☆キング」日記: ヴィンテージ・スロットカー 最近のプロジェクト No.3
有名なわりには成績はダメダメなマシンでしたが、模型映えする格好から
マニアが多い車種の1つでしょう。
62年にダン・ガーニーのドライブで出場した初代マシンはもう少し普通の格好でしたが、この年
極端なワイドボディーになって登場しました。
左サイド内部には左回りに都合が良いようにガソリンタンクが内包されています。
また右側にはオイルクーラーがあります。
この赤ボディーの他にホワイトとメタリックブルーの3台がエントリー、ソリドには青いのもありますね。
事前にグラハム・ヒルがリバーサイドでテストしたものの、危なすぎると乗るのを拒否。
予選でもしばしばインフィールドの草刈りをしてクラッシュするシーンが見られました。
結果2台出場した決勝は9位と23位という成績でした。
翌64年、サイドが角張った空力ボディーで登場した"Sears-Allstate Special”。
しかしテストしたマスティン・グレゴリーが大クラッシュ。
空力的に問題があるとトンプソンにアピールするも受け入れられず…。
本番では2台のうち1台にロードレースでメキメキ頭角を現した、コブラ使いで有名な
あのデイヴ・マクドナルドを起用しました。
ところが結果は………ご存じのとおり1周目にベテラン、エディー・ザックスを巻き込んだあの大事故を招いてしまいました。
神経質なマシンとオーバル経験の少ないルーキー・ドライバー。
決勝までフルタンクでの走行を一度もしていなかったマクドナルドには、あまりに酷な結果となりました。
Eddie Sachs and Dave Mcdonald Fatal crash at Indy '64 - YouTube
トンプソンは67年にまたオリジナルマシンで戻ってきますが、この時は時代に逆行するような
フロントエンジン、前輪駆動、しかしウェッジシェイプで4輪ステア!というまるでドラッグスターのような格好。
スピットファイヤと呼ばれたこのマシン、あえなくバンプアウトされ出場出来ず…。
60年代のインディーはF1以上に面白いマシンが次々登場しては消えていった時代でした。
ソリド1/43のダイキャストミニカー、Harvey Indianapolis。
ソリドのミニカーのなかでも有名な1台ですね。
これは1963年のインディー500に出た"Harvey Aluminum Special"というマシン。
アメ車の世界では知らない人がいないミッキー・トンプソンが製作したマシンです。
インディーがまだフロントエンジン車が大半を占めていた時代で、このようなリヤエンジン車は
他にクラークのロータスだけでした。
先日ヤマダマ先生のブログにもこれのスロットカーが紹介されていました。
山田剛久の「スピード☆キング」日記: ヴィンテージ・スロットカー 最近のプロジェクト No.3
有名なわりには成績はダメダメなマシンでしたが、模型映えする格好から
マニアが多い車種の1つでしょう。
62年にダン・ガーニーのドライブで出場した初代マシンはもう少し普通の格好でしたが、この年
極端なワイドボディーになって登場しました。
左サイド内部には左回りに都合が良いようにガソリンタンクが内包されています。
また右側にはオイルクーラーがあります。
この赤ボディーの他にホワイトとメタリックブルーの3台がエントリー、ソリドには青いのもありますね。
事前にグラハム・ヒルがリバーサイドでテストしたものの、危なすぎると乗るのを拒否。
予選でもしばしばインフィールドの草刈りをしてクラッシュするシーンが見られました。
結果2台出場した決勝は9位と23位という成績でした。
翌64年、サイドが角張った空力ボディーで登場した"Sears-Allstate Special”。
しかしテストしたマスティン・グレゴリーが大クラッシュ。
空力的に問題があるとトンプソンにアピールするも受け入れられず…。
本番では2台のうち1台にロードレースでメキメキ頭角を現した、コブラ使いで有名な
あのデイヴ・マクドナルドを起用しました。
ところが結果は………ご存じのとおり1周目にベテラン、エディー・ザックスを巻き込んだあの大事故を招いてしまいました。
神経質なマシンとオーバル経験の少ないルーキー・ドライバー。
決勝までフルタンクでの走行を一度もしていなかったマクドナルドには、あまりに酷な結果となりました。
Eddie Sachs and Dave Mcdonald Fatal crash at Indy '64 - YouTube
トンプソンは67年にまたオリジナルマシンで戻ってきますが、この時は時代に逆行するような
フロントエンジン、前輪駆動、しかしウェッジシェイプで4輪ステア!というまるでドラッグスターのような格好。
スピットファイヤと呼ばれたこのマシン、あえなくバンプアウトされ出場出来ず…。
60年代のインディーはF1以上に面白いマシンが次々登場しては消えていった時代でした。
この前チャレンジャー号またまた衝動的に
予約してしまいました。(^^ゞ
トンプソンのチャレンジャーなんて出るんですか。
ビザールやスパークはレースカーやレコードブレーカーの
変な車種を出してくるので面白いですね。
私はとりあえずT字ウイングのザウバーSHS-C6です。
今日は参加できずすいませんでした。
ダイナミック製のスロット、当時お持ちだったんですか?!凄いです。
私も見た記憶はあるのですが、海外キットは激高価だったのでとても買えませんでしたが。
アルミナム・スペシャルって名前ですが、当時ワトソン・オッフィーのロードスターにも同じ名前のクルマがありましたよ。
なるほどデュプロのクリアボディですか。
チータを友達が持っていたので走らせたことがあります。
スロットはクリアが台頭してきた頃に止めてしまったのであまり良く知らないんです…。