誰??
ポーランドで有名なのはショパンだけではない。
地動説のコペルニクスもポーランド人。
コペルニクスの像の周りのタイルは太陽系模様になっている。
地球だ!
えっと、ここは初日、ショパン博物館が開く前に行きました。
コペルニクスには、ワルシャワの後に行ったクラクフでも会ったので、
詳しくはまたその話の時。
と、明るい話題で始めといて、2日目後半は少し重い。。。
ワジェンキ公園からトラムに乗って街中の方に戻ってきた。
新市街に近い停留所で降りて歩くと、
ワルシャワ蜂起記念碑
中学生か高校生の課外学習中か、学生が先生の説明を受けていた。
ワルシャワ蜂起とは、
第二次世界大戦の末期、1944年にナチスに対して市民が一斉蜂起するも、
ソ連軍の援軍無く、約20万人の死者を出した。
街のそこここに、まだ弾痕が残り、
その死者を悼む碑が掲げられている。(拡大あり)
旧市街市場広場
映画「戦場のピアニスト」を観た人はイメージできると思うが、
大戦中にこの街は徹底的に破壊された。
だが、市民はがれきを集め、資料を見つけ、
大戦前の建物を、街を、ひびの1本まで復元して再興したのだ。
新市街王宮広場
ポーランド人のこういう執念って凄いと思う。
新しいのを作っちゃわないのよ。
日本って壊れたら、それを機会に新しくしちゃうでしょ。
元通りではなくて、もっといい物にしちゃいましょうって考え。
それはともかく、
大学を卒業したての頃、岩波ホールで観たアンジェ・ワイダの作品や、
友人に勧められて読んだ本の印象が強く、
破壊されきった街の再興された姿をゆっくりと観たかったのだ。。。
。。。。。
のだが、市場広場は掘り返して工事中。
狭い道に人が溢れてて、
王宮広場に着いたときには、こってこてに疲れ切り、
お茶をする気さえなくなり、
やっとこさっとこでトラムに乗ってホテルに戻ったのであ~る。
ヴィスワ川沿いに歩いたり、
文化科学宮殿に行ったりもしたかったのだけど、
時間と体力が足らん。
あ、マリ・キュリー博物館(生家)へは行ったよ。
キュリー夫人の実験道具とか見て~、
やっぱり再生不良性貧血で死んだのね~とか言って。。。
だって放射線の恐ろしさを知らない時代。
手作業で実験してるんだもん。
そりゃ、被爆するわなぁ。
これでワルシャワはだいたい終わり。
翌朝、クラクフへ発ちます。
(たりぃら~らら~らら~らぁ~ら~~~♪)
つづく
食事編は後日まとめます。