カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

歩け歩けのポーランド紀行 その3

2013-09-12 22:46:01 | ポーランド

誰??

ポーランドで有名なのはショパンだけではない。
地動説のコペルニクスもポーランド人。



コペルニクスの像の周りのタイルは太陽系模様になっている。

地球だ!


えっと、ここは初日、ショパン博物館が開く前に行きました。
コペルニクスには、ワルシャワの後に行ったクラクフでも会ったので、
詳しくはまたその話の時。

と、明るい話題で始めといて、2日目後半は少し重い。。。



ワジェンキ公園からトラムに乗って街中の方に戻ってきた。
新市街に近い停留所で降りて歩くと、

ワルシャワ蜂起記念碑


中学生か高校生の課外学習中か、学生が先生の説明を受けていた。

ワルシャワ蜂起とは、
第二次世界大戦の末期、1944年にナチスに対して市民が一斉蜂起するも、
ソ連軍の援軍無く、約20万人の死者を出した。

街のそこここに、まだ弾痕が残り、
その死者を悼む碑が掲げられている。(拡大あり)


旧市街市場広場


映画「戦場のピアニスト」を観た人はイメージできると思うが、
大戦中にこの街は徹底的に破壊された。

だが、市民はがれきを集め、資料を見つけ、
大戦前の建物を、街を、ひびの1本まで復元して再興したのだ。

新市街王宮広場


ポーランド人のこういう執念って凄いと思う。
新しいのを作っちゃわないのよ。

日本って壊れたら、それを機会に新しくしちゃうでしょ。
元通りではなくて、もっといい物にしちゃいましょうって考え。
 
それはともかく、
大学を卒業したての頃、岩波ホールで観たアンジェ・ワイダの作品や、
友人に勧められて読んだ本の印象が強く、
破壊されきった街の再興された姿をゆっくりと観たかったのだ。。。

。。。。。

のだが、市場広場は掘り返して工事中。
狭い道に人が溢れてて、
王宮広場に着いたときには、こってこてに疲れ切り、
お茶をする気さえなくなり、
やっとこさっとこでトラムに乗ってホテルに戻ったのであ~る。 

 

ヴィスワ川沿いに歩いたり、
文化科学宮殿に行ったりもしたかったのだけど、
時間と体力が足らん。

あ、マリ・キュリー博物館(生家)へは行ったよ。
キュリー夫人の実験道具とか見て~、
やっぱり再生不良性貧血で死んだのね~とか言って。。。
だって放射線の恐ろしさを知らない時代。
手作業で実験してるんだもん。
そりゃ、被爆するわなぁ。 

 これでワルシャワはだいたい終わり。
翌朝、クラクフへ発ちます。
(たりぃら~らら~らら~らぁ~ら~~~♪) 

つづく

食事編は後日まとめます。