カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

ポーランド紀行 番外編

2013-09-23 23:43:07 | ポーランド

行きはミュンヘン経由だったけど、
帰りはフランクフルト経由。
ま、どっちでも同じことなんですけどね。

つまり、ドイツでビールを飲んで、ヴルスト(ソーセージ)を食べる!
@ゲーテ・バー

デフォでこの量。


私はニュルンベルガー


だって、ザワークラウトが食べたかったの。

ダンナは全部盛り!


ちょっと違うけどユーロのマークに見える。
ポテトもついてるのに、
パンも付く。


トランジットに3時間以上あったもんだから、
余裕でゆるゆるしてたんですよ。

さすがはドイツ、量が半端じゃないね。
私らもびっくりしたけど、周りの人も驚くし、
どっかのアジア人が写真を撮らせてくれって来るし。。。

そんな和やかな空気が・・・・。

通路を挟んだ隣で、飲んでた老人と息子の二人連れ。
こっちを見て笑ってたのに、
なんか緊迫した感じになってる。

息子がお父さん(老人)に忍んだ声で何か言ってる。
笑ってたはずのお父さん、表情が固まり蒼白。

息子はお店の人に声を掛けたいんだけど、タイミングが合わない。

一瞬席をはずして、中央に何かを言いに行った。

それからが、まるで映画のよう。。。

静かに静かにスタッフが行動している。
ウェイトレスが何かできるかと、息子に聞くと、
「残念ながら、あなたに出来ることは無い。」
と答えたのが聞こえた。

若いお兄ちゃんスタッフが走り、空港職員が来る。

静かに1人掛けの席からベンチシートの席に、 老人を移す。(まだ何とか歩けた、)
 ベンチシートにシーツ(テーブルクロス?)を敷いて、老人を寝かせる。
息子が常備薬を出す。ニトロか??

空港の救急士が来る。
心臓マッサージをしてる。
AEDの準備もしてる?(よく見えない)
少し意識が戻った。でも身体を起こせない。
ストレッチャーかと思ったら、手押し車のような折り畳みの車いす。

私たちの席周りは、皆気付いていたけど、
あまりに静かに展開してるんで、他の席の人は誰も気づいていない。

息子「ありがとう。迷惑をかけた分を支払いたい。」
 店員(責任者)「いいのよ、そんなもの。助けるのは当たり前じゃない。」

そして、二人がいなくなった後、席を消毒する店員。。。
全てが片付き、
何事も無かったかのように、また旅行者が食事するために席に着く。。。 

毎日何万人と利用客がいる国際空港のこと、
こんなことは日常茶飯事なのかもしれない。

それにしても、あの息子も大騒ぎすることなく対処してた。
大きな声で「誰か助けてください!」と声を上げてもよさそうだが、国民性なのか。

 何もできずに、様子を心配して見てるだけで、頭がいっぱいいっぱいになっちゃった。
願わくは、旅行が出来るほど、お父さんの調子が戻りますように。 



これでポーランド紀行、一貫の終わりでござります。

長々とお読みくださり、ありがとうございました。


 


ポーランド紀行 食べ物編 その3

2013-09-23 18:54:30 | ポーランド

旅行前のリサーチで、
ピエロギとポンチキの他にも、
食べたり見つけたりするのを楽しみにしていたものがある。

バームクーヘンの起源か?と言われるセンカチュ
製法は同じだけど、
生地がイガイガとげのようになっているらしい。

でも、見たのはワルシャワのお菓子屋さんのウィンドーで、
普通のバームクーヘンだけだった。



クラクフではベーグルを楽しみにしていた。

どうもイメージと違ったけど、これがそうらしい。
タウンウォーク日本語Aチームガイドのアンナが「難しいよ」って言ったけど、
確かに難しい名前。

オブヴァジャーネック


街のあちこちに屋台があって、
どこもよく売れている。
1つ1.5ズヴォティ~

他の人の話だと、
トラックがやってきて屋台に搬入しているらしい。
おじちゃんやおばちゃんはそれを売り切ったら、その日は店じまい。

アンナによると、子供も大人もおやつに食べたりするんだそうだ。

で、1つ買ってみた。
ケシ、ゴマ、チーズの3種類があるが、
アンナ推奨のケシ。
適度な塩味、飲み物が欲しくなるほどではなく、確かに美味しい。
食べ歩きにピッタシ。

ギャラリア・ショッピングモールで


ここのは2.0ズヴォティ

アメリカのベーグルは、ポーランドからのユダヤ人移民が作ったのが発生。
それもホロコーストから逃れた人たち。。。
クラクフでは特にユダヤ人が多く、イディッシュ文化も継承されているので、
このオブヴァジャーネックも街独自の食べ物になっているようだ。
(ワルシャワでは見かけない)

因みに、トルコでも似たような輪っかのパンを売っていて、
ゴマがコーティングされてて美味しかった。
でも、製法が違って茹でてないからベーグルとは別物。

空港でも1つ買って、クラクフの味を最後まで楽しんだ。




ポーランドではアイスクリーム屋さんも大人気と言う事だったので、
楽しみにしていたのだけど、
ワルシャワではハズレ。
ダンナがアイスだって言うのに、ソフトクリームにしちゃって、
練乳っぽい味で盛り下がってた。

私は一人で、クラクフのギャラリアの中のアイスクリーム屋さんでトライ


バニラにチョコやらベリー系のソースやら混ぜ込んであって、



この世の幸せでごんす。
今カツの美味しさでした。
あぁ、これを食べるためにだけでもクラクフへ飛びたい。
結局、今回の旅で一番美味しかったのは、このアイス



ワルシャワ新市街でお昼

プラムをお肉で巻いて煮てある
伝統的なポーランド料理 豚肉のプラム包み


鶏と野菜の串焼き


私が料理を選ぶときの基準は、
付け合わせにポンフリが付いてるかどうか。。。 
ポンフリ=ポテトフライ

そうすると、メインはあっさりと焼いただけってのが理想的なんである。 
ここのはカリカリに揚がってたから美味しかった。

サラダは白菜。
美味しいのはきゅうりのピクルス

ポーランドのピクルスは酢漬けじゃなくて塩漬け発酵モノ。
甘くなくて美味しいです。
(ロシア漬けも同じ)

こうやって並べてみると、ポーランドが色々な国の文化の交差点と言うのが分かる。
ユダヤ人のベーグル
ドイツのバームクーヘン
串焼きはトルコか・・・
漬け物はロシア
ピエロギはアジア

国の歴史は悲しいけれど、食べる分には面白美味しいポーランドだった。

これで、ポーランド紀行はだいたい終わり。

次は番外編
(まだ続くのか!とか言わないでね。)
 


 


ポーランド紀行 食べ物編 その2

2013-09-23 00:52:28 | ポーランド

はい。今回は朝食編ですよー。
副題はポンチキ!

ワルシャワで泊まったホテルは、観光局で紹介されてたブティックホテル。
そういうオシャレなホテルって泊まってみたかったのぉ~~。
でもちょっと観光する旧市街とは遠い。

どれぐらい遠いかと言うと、


科学宮殿が遥か彼方~~。

ま、いっかぁ~~。

そのステキなホテル、朝食代が少しお高いと思ったのだけど、
外に出るのも億劫だったので、試してみました。



あれぇ~?なんか普通~~。
ハムとかも無いし、変ね~。

お姉さんが、コーヒーか紅茶かを聞いてくれるのはデフォルト。
パンを切ってたら、何か言ってる。
持ってくるから座って待ってて・・・みたいな。

でジュースを飲みながら待ってたら、、、

バーーーン!


何じゃこりゃぁっ!

お姉さんは、玉子はどうする?って聞いてくる。

いや、これで充分だから、もういいです。。。



おまけにステキなデザートあるし。。。

パンは全粒のとかクロワッサン。

ハムは美味しいし、カッテージチーズ、ブルーチーズなどなど。

いやん、お腹いっぱいだわ。



びっくらこいて、初日はこれだけになっちゃったので、

リベンジで2日目も食べに降り、
玉子を頼んだのでした。
あ、写真は撮らなんだ。
 フライドエッグ=目玉焼きは2玉。
 
ついでに、このホテルのルームサービス

歩き疲れて外に食べに出たくなかったので、
1人前頼んだら丁度良かった。
 





クラクフへ向かう朝は忙しいのでホテル朝食はパス。
駅でコーヒーとパン

ってか朝ポンチキ


ポンチキ!

それは揚げドーナッツの世界。
中には木苺のジャム。

ドイツでもベルリーナの名で似たのが売られていて、皆大好き。

ポーランドのポンチキは四旬節の前の木曜日=脂の木曜に食べるそうで、
現地で食べられるかどうか心配だったのだけど、
ぜ~~んぜんOK。
どこでもあるじゃーん。

かな~~りカロリーが高いので、
ドイツに住んでた時は、自分にご褒美の日だけにしてたのだけど、
ポーランドでは歩け歩けのご褒美で、食べまくり~。

あぁ、幸せのポンチキ。
(正しくは単数形ボンチェク)



クラクフのホテルの朝食



朝6時半から提供
かなりゴージャス。
お姉さんが聞いてくれるのは、玉子の料理法のみ。
もう驚かないぞ。



しかし、カバノス(サラミ)は食べる。
サラダは白菜!

ここのポンチキはベタベタ系


朝ポン万歳!

チーズ系も美味しい


 フライドエッグ
 

 ハムオムレツ(ダンナ)
 

ふわふわ~~ 

 玉子は小ぶりなので、2玉でも小さい。
美味しい玉子。
私的には、今までに2番目に美味しかった。
(一番はバリ島)

ポーランド滞在中、4ポンチキ。
でも歩いたから増量なし。
逆に食べてなかったら歩けなかったと思う。
 
朝ポンは必然だったのだ。

次回はその他に食べた物

つづく