またお会いしましたね。
コペルニクス
午後は学会全員参加のオールドタウン・ウォーク。
(ダンナは発表準備でパス。)
日本人が多いので、日本語チームが2つ出来て、
私はアンナがガイドのAチームに振り分けられた。
アンナさん、若いんだけど、最初っからちょっと気になることを言ったりする。
「私のチームはぁ~人数が多いですけど、最後には誰もいなくなったりするかも。。。」
えええ~何だってぇ~??
13:30にスタートして、旧市街へ向かい、
ポーランドで最初に創設された大学=ヤギェヴォ大学を見学する。
コペルニクスはここの卒業生なので、
あちこちにコペちゃんの太陽系モデルがある。
アンナ「私は何度も本を読んだりしたが、これをちゃんと皆さんに説明できない。」
大丈夫か・・・・。
さて、博物館にもなってるコレギウム・マイウス(15世紀の建物)に入ることに。
何故か日本語Bチームが先に着いてて、
大学の人の案内があるので先に入ることに。
下には英語チーム
Bチームは人数が少ないとかで、Aチームから8人先に入ってもいいことになる。
よっしゃー、先に入るで~~。
ガイドさんは少しふくよかな女性。
大学の人の説明を通訳してくれる。
わ、解りやすい!!
教授会会議室
学長の椅子だけ皮張りで、
エリザベス女王がいらした時でも座れないほどの特別席。
ヤギェヴォ大学は、
1364年カジミエーシュ大王とその妻ヤドヴィガ(敬虔なクリスチャン)によって創立されたとされている。
そのため、この二人の絵とか像とかが最初にあったり、話もよく出てくる。
でも、ガイドさんの話だと(たぶん大学の人の説明には無い)、
二人の年の差は50才ぐらいあって、結婚していた期間は短くて・・・・とか何とか、
なんか横道を教えてくれて面白い。
食堂
階段はドイツのニュールンベルク製作
左の大きなのはストーブ
卒業生が寄付したお宝
アンジェ・ワイダ監督の金熊とかオスカーがある。
なかなか興味深く見学して、そのままBチームに編入。
のろのろと街の説明を聞きながら広場に入る。
え!馬車に乗せてくれるのぉ~~~
何故だか後に入ったはずのAチームが先行していて、
馬車が足らず、ちょっと戻ってくるのを待ち、
パカパカ向かった先は、街の南にあるヴァヴェル城。
大聖堂
14世紀から18世紀までポーランド国王の戴冠式が行われ、
国王の墓所でもある。
中でヤドヴィガさんがよく祈った場所とかも観る。
王宮の中庭
ここで急にガイドさんが急に「ダ・ヴィンチの絵を見たいですか~?」と聞く。
クラクフには世界に3枚しかないダ・ヴィンチの油絵ポートレートのうちの1枚
「白テンを抱く貴婦人」があるのだけど、
それはチャルトリスキ美術館にあるはず。
それが美術館修復中で王宮に飾られていると言うではないか!
「別料金10ztを払わなければいけないけど・・・」
ってそんなの安いやん!ハイハイ、ハーイ!観たいでーす。
Bチームの半数は観に行った。
この1枚だけ、ゆっくりと広い部屋で、至近で観られて幸せ。
もちろん絵から離れても、人が少ないから陰影を楽しむことが出来て、幸せ。
大満足ーーー。Bチームに入って良かった。いいね!
お城はつぎはぎ、建設時代がチャンポーン。(ガイドさんが言った。)
ところで、お城の下には洞窟があって竜が住むという伝説がある。
時々火を噴くのだそうだけど、見えないなぁ。
行きは馬車で楽々だったコースを歩いて広場へ戻る。
クラクフには寺院がいっぱい。
左、聖ペテロ聖パウロ教会。12信徒の像。
オルガンコンサートをやってて中を見られず残念。
右、聖アンデレ教会。
尼僧院で、戒律が厳しくおばあさんしか住んでいない。。。。とガイドさん。
クラクフの街、広場は昔より地面が上がっているそうで、
掘ると昔の壁とかが出てくるのだそうだ。
モダンな服を売るお店も、ステキに改装して地下の壁を見せてくれている。
聖ヴォイチェフ教会
ここも古い教会だが、後日地下を見ることができた。
ローマ時代の壁だそうだ。
で、なんで地面が上がったかと言うと、
ガイドさんによると「皆がゴミを捨てるから。。。」
「掘るとゴミも出てくる。」
うええぇぇぇぇ~~。
この後聖マリア教会の内部を見学して、ラッパの音を聞いて、
最後に広場中央にあるアダム・ミツキエヴィッチ像の前で解散。
17時チョイ過ぎ。
右に写ってるガイドさんによると、
「5時ぐらいまで案内して解散って(ボスに)言われてます。」
ボスは前日のマグダだったんだけど、
ありりぃ~~、日本語Aチームが4時半ぐらいには放逐されてるのを見たよー。
あぁ、アンナったらだいぶ端折ったね。
きっとダ・ヴィンチも観てない・・・ってか話もしてないに違いない。
あああ、Bチームに移って良かったーーー。いいね!
あ、アダム・ミツキエヴィッチの説明。
ポーランドを代表する詩人で、ショパンのバラードは彼の詩から構想を得たと言われてるとか。
ふうぅ、久々にショパンの登場。
良かった良かった。
これで、一度解散して、
夕食はユダヤ人のカジミエシュ地区でバンケット。
ダンナとホテルで合流して、着替えてタクシー。
生演奏で楽しい。
今回の学会、食事の時に乾杯とか〆とか何も無いの。
なんで演奏が終わって、食べ終わったらさっさと帰宅部。
誰よりも先にタクシーをゲットして帰るだー。
今日も一日ごくろーさん。
明日は、いよいよアウシュヴィッツでつ。
つづく