8月18〜19日中央アルプス木曽中岳、宝剣岳、三ノ沢岳をピストンしてきた。
7:35 「新宿バスパ」から高速バスで駒ケ根BTへ、伊那交通路線バスでしらび平。
駒ヶ岳RWで 13:30「千畳敷」へ。ほぼオンスケジュールで進んだ。
繁殖に成功した「ライチョウ」が売りです。
東に天竜川の流れる伊那谷、西に木曽川が貫流する木曽谷に挟まれて
約100kmの長さで南北に連なる山並みが木曽山脈(中央アルプス)
最高峰は木曽駒ケ岳で、この山を中心に27〜2800mの山々が
肩を並べている。 北端の経ヶ岳、木曽駒ケ岳、宝剣岳、空木岳、南駒ヶ岳
南端の恵那山で終わる。 地質は花崗岩からなり、風化が激しいため白砂を
敷き詰めたように見える。 氷河に削られた山、カールも見られ、夏には
見事なお花畑となる。 【日本の山1000より】
13:20 千畳敷のお花畑を歩いて
サクライウズ:キンポウゲ科(トリカブトの仲間)
桜井(人の名)烏頭(トリカブトの漢方薬名)
エゾシオガマ:ゴマノハグサ科
アキノキリンソウ
ウメバチソウ:ユキノシタ科
八丁坂、ここから登山道
14:05 乗越浄土(千畳敷ホテルが眼下に)
14:10 宝剣山荘を通過して中岳(ガスが出てきた)
木曽駒ケ岳も見えないので、 降りた
宝剣岳と宝剣山荘 天狗荘
17:00 ソースカツの夕食
二段ベッドの下段が寝床、上段住人が動くたび地震のように揺れる
二度目は、いい思い出のない宝剣山荘になった
(前回はⒸツアーで、木曽駒ケ岳〜桧尾岳〜空木岳と続く主稜線を縦走した)
5:00 行動食摂って宝剣岳へ
南アルプスの奥に🗻 右)塩見岳
岩峰です、要所に鎖がセットされノーマルルートです
御嶽山(手前の稜線は駒ヶ岳)
5:25 宝剣岳:2931m
南部の仙涯嶺とともに険しい岩場の山で、鋭くとがった三角錐を突き上げ、
人を寄せ付けないような雰囲気を持っている。
山名は江戸時代の絵図には「錫杖獄」と記され、その後剣ヶ峰と呼ばれた
時期があり、宝剣岳は近代になってから。
チシマギキョウ:キキョウ科
ヒメウスユキソウ:キク科
中央アルプスにのみ咲く、花崗岩が露出した風衝草地に生える
イワツメクサ:ナデシコ科
イワベンケイ(実):ベンケイソウ科
花崗岩にわずかな土を探して咲く花に”たくましさ”を感じる
宝剣岳を抜けて一旦縦走路へ
左)木曽前岳 中央)木曽駒ケ岳 右)宝剣岳
6:00 三ノ沢岳分岐、順調です
主稜線から外れてますが、存在感のある山です
6:20 ハイマツ帯を降りて最低鞍部
ナナカマド(実)とハイマツ
ネバリノギラン:ユリ科 茎に触ると粘るのでこの名が、
岩場のトラバース(足元は切れていたりする)
登山道はハイマツ、ナナカマドの灌木帯(半ズボン厳禁です)
7:15 ケルン(宝剣岳遭難者の慰霊碑)
7:40 三ノ沢岳:2846m
中央アルプスの主稜線から離れ、孤高を保っている。
宝剣岳南方の極楽平~木曽川に派生する長大な尾根の途中に、
端正な姿でそびえている。
主稜線 中央)檜尾岳 左奥)空木岳 右奥)南駒ヶ岳
雲海に浮かぶ南アルプス
8:00 下山、山頂直下はお花畑でした
シナノオトギリ
ウラシマツツジとガンコウラン
アオノツガザクラ
彩づいたウラシマツツジ
8:20 ケルン通過(ここまで3組の登山者と会った)
ダイモンジソウ:ユキノシタ科
ガンコウラン(実):ガンコウラン科=低木です
9:20 最低鞍部(右奥が分岐)
9:55 三ノ沢岳分岐
主稜線を歩いて 10:10 極楽平、千畳敷へ降ります
ヤマハハコ
ミヤマセンキュウ:セリ科
バイケイソウ:ユリ科
コバイケイソウが咲いているのはみなかった(裏年?)
オオヒョウタンボク:スイカズラ科
果実をひょうたんに見立てた名、種子は有毒
10:40 千畳敷着、11:00発RWでしらび平へ降りた
駒ケ根BTからの高速バスは15:00発、「こまくさの湯」で時間調整
高速バスは工事渋滞、雷雨とアクシデントが続き、90分遅れで新宿着
*
18日行程:標高差290m/2.5km
7:35 新宿バスパ =12:00 駒ケ根BT =しらび平 =13:20 千畳敷RW
⇒14:05 乗越浄土 ⇒14:10 木曽中岳 ⇒14:30 宝剣山荘
19日行程:累積標高差1109m/9.2km
5:00 宝剣山荘 ⇒5:25 宝剣岳 ⇒6:00 三ノ沢岳分岐 ⇒6:20 最低鞍部
⇒8:20 ケルン ⇒7:40・8:00 三ノ沢岳 ⇒9:55 三ノ沢岳分岐
⇒10:10 極楽平 ⇒10:40 千畳敷 ===20:30 新宿バスパ
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