本日のランチ@ うどーん

又しても胃が弱っているので、労りメニューですf(^_^;

最近すっかりご無沙汰の杵屋。
けんちんうどんとかやくご飯のセットです。
松茸うどんみたいなのにも惹かれましたがさすがに高かった…ｗ

とろみのついた汁は関西風お出汁で美味しいです。
うーん、やっぱり関西風やよなぁ…。
かやくご飯はパサパサしていて、
こぼさないようかなり気を遣っていただきましたよ(´ψψ｀)
何気に付け合わせの漬物が美味しかったです。
満足♪

男性のお客様の中にはカレーうどんとカツ丼のセット！なんて人もいて
すげー、とf(^_^;

けんちんうどんはそこそこ野菜も摂れるのがいいですね♪


今朝は運動をサボってしまったので、帰ったら運動するのです！

トム・アット・ザ・ファーム

ものすごーーーーく久しぶりに映画を観に行ってきました。
たまたま新聞に評が載ってまして。
あの、「Ｌｉｌｉｅｓ」の原作者、
ミシェル・マーク・ブシャール氏原作の映画というじゃありませんか！

気になる～！ってことで、
恒例のディナーの前に友人と一緒に行ってきました。
友人が金券ショップで前売り券をゲットしてきてくれて、
1500円で見られました。
ありがとう～ 



会場入口横に雑誌の切り抜き記事とかが貼ってあったのですが、
この作品、監督・脚本・主演・・・全部この写真の方
グザビエ・ドラン がこなしてます。
他にも編集と衣裳も、ですね。

＜Ｓｔｏｒｙ＞
恋人・ギヨームの葬儀に参列するため、
ケベックの田舎にあるギヨームの実家を訪れたトム。
そこでトムはギヨームが家族には同性愛者であることを隠し、
女性の恋人がいると嘘をついていることを知る。
ギヨームの兄・フランシスは、トムが弟の恋人であることを察知し、
母・アガットには決してバレないよう嘘をつけ、と強制。
暴力、薬・・・次第にフランシスに服従していくトム・・・。

雨や夜の場面が多く、全体的に鬱屈とした暗さが漂ってました。
そこまで強烈な暴力シーンがあるわけではないのですが、
ものすごい緊張感で、痛い。。。

アガットも、一見普通の母親なのですが、
トムに怪我をさせた（機械に巻き込まれたと嘘をついて）と知り、
フランシスに強烈なビンタを食らわせ、
それに対して何の反応も見せないフランシス。
どこか、いびつな親子関係のようです。

元の生活に戻ることを拒否するようになっていたトムですが、
ギヨームが恋人と偽っていたサラを呼び出し、
フランシスへの気持ちにほころびができて、
最後にはフランシスの車を奪ってモントリオールに帰っていく・・・？
（トムが乗ってきた車はフランシスによって乗れない状態にされている）

のですが。
どこかにまだ迷いがあるようで、もしかして引き返しちゃうんじゃ・・・
とも受け取れる終わり方でした。

最初は暴力に屈しているだけのように見えて、
ギヨームに似たフランシスにどこかで惹かれている部分もあり。
「ここで乳牛の世話を手伝わなくてはいけない」と、
サラに語る時のトムの目が、
完全に洗脳されている人のそれで、ゾクゾクしました。
あ、グザビエ・ドラン、なかなかのイケメンですね。
それは唯一救いかも

色々気になることの多い映画だったのですが、
謎なのが、ベッドの位置。
１つの部屋にベッドを２つ置いて、兄弟で使っていたので、
トムがそこを借りるのですが。
最初はそれぞれ壁際にくっつけてベッドを置いてあって
ベッドとベッドの間が空いている状態でした。
向かって右側のベッドをトムが使っていたのですが。

逃げ出すことを決意した日、
ベッドが２つくっつけて部屋の真ん中に置いてあって、
向かって左側でトムが寝てたんですよね。
絶対何か意味ありますよね・・・。

この原作、元は４人芝居の戯曲で、劇場で上演されているのを
グザビエ・ドランが観て、その場でブシャールに映画化したい！
と申し出たのだそうです。

４人芝居か・・・。
やりようによってはもうちょっと怖くなくできるかな・・・。
どうだろう・・・。

あ、映画のパンフにもＬｉｌｉｅｓのことが書いてあって
「劇団スタジオライフが上演」って紹介されてましたよ
別に上演権を専有しているわけではないそうですが、
今のところライフ以外で日本では上演されてないですもんね。 

久しぶりの映画、怖かったけど面白かったです。
精神的にはズーンとくる作品ですけど・・・。 



ロビーに置かれていたパネル。
ね、イケメンでしょ？