ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「カリフォルニア物語(Grass)Studio Life」@中野ザ・ポケット

2018-08-01 12:00:00 | 観劇記&鑑賞記

先日の台風の日,観に行ってきました
2チームをマチソワで観劇する予定だったのですが,
とりあえず,マチネは大丈夫だろう,と。

久しぶりです,中野ザ・ポケット。
いつ以来だろう???
ライフがこの劇場を使うのも初めてですね。

Grassチームのキャストはこんな感じ。
*印はWキャストです。

ヒース・スワンソン:仲原裕之
イーヴ・ルチアーノ:千葉健玖*
インディアン:澤井俊輝*
テリー:中野亮輔
スージー:宇佐見輝
スウェナ:伊藤清之
アレックス:吉成奨人*
ケイシー:鈴木宏明
サイファン:宮崎卓真*
ガルシア,リロイ:石飛幸治

吉田秋生原作の作品で,2008年にプロデュース公演として一度上演されてますが
そちらは観に行ってません(キリッ
なんか惹かれなかったんだと思いますw

1970年代のアメリカ・ニューヨークを舞台にした作品で,
歌ありダンスありの音楽劇です。
オープニングからテンション高い歌&ダンスで始まります。
ほとんど予備知識無しだったのですが,
衣装とか髪型から,ちょっと昔の設定らしい,というのが分かります。

カリフォルニアから一人ニューヨークへやってきたヒースと,
彼にくっついてきたイーヴ,ニューヨークで迎え入れるインディアンや仲間たちの物語。
哀しい別れを経験しつつ,成長していくヒースがメインのストーリーですね。

仲原ヒースはほぼ舞台に出ずっぱり。
二十歳そこそこには見えませんが
熱く舞台を引っ張っていきます。
長髪の髪型はあんまり似合わないかなぁ・・・とも
何度となく,身毒丸を思い出したんですよねー。
自分の居場所探しや親の愛を求める姿が,通じるものがあるのかしら。

ちーば君のイーヴはキュートだけど影があって,
生い立ちの過酷さが透けて見えます。
喉を傷めそうな歌い方だったのがちょっと心配。
特に舞台は乾燥しますからねぇ。
適度に水分補給してください。

澤井インディアン,成長したなーとしみじみ。
狂言回し的な役どころなんですけどね。
ソツなくこなしてます。
歌唱力はイマイチですが

宇佐見スージーも相変わらず可愛いですねぇ。
ちょっと眞子様に似てらっしゃる気がしたのですが・・・
口元とか,何となく。

女役が続いている伊藤スウェナ。
キュートですが,表情とかちょっと硬いですかね。
今後の成長に期待です。

客演の宮崎さんは,不良仲間のサイファンに
ポルノ女優のルシンダと大活躍。
ルシンダちょーキレー
イメージ的にはマリリン・モンローですかね。

そして同じく客演の中野さん!
好きなんですよー,中野さん。
ヒースの兄から娼婦まで,複数の役で登場されてました。
歌も文句なしの歌唱力。
ヒースへ語りかけるように歌う場面では,2回見て2回とも泣けました

後半,見慣れない高身長の男性が登場して,
誰?!スタッフさん?!とwww
多分,新人さんでしょうか。
あのタッパの方は最近いなかったので,新鮮です。
こちらも今後に期待,ですねー。

ほとんどのキャストがソツなく歌ってましたが,
やっぱり石飛さんの声が格段にいいですねぇ。
低音がとてもキレイに響いてました。
あと,中野さんの高音
ギターを持ったロッカーないでたちで歌う場面では,
見た目のハードさと,声のノーブルさとのギャップが
ちょっと愉快でしたよ

2時間15分,休憩なしとなかなかのボリュームでしたが,
スピード感のある転換で,飽きずに観られる作品でした。
ただ,前の方の仮設の椅子だと,お尻痛い。。。
クッション欲しい・・・と,もぞもぞしながら我慢しました

Leafチームの感想に続きます!

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする