Studio LifeのJr.5の代のメンツが集まって,
年に一度のペースで公演を打っています。
最初はイベント色が強かったのですが,
小野健太郎くんがどんどん劇作家としての腕を上げてきて,
最近は普通に(というのもおかしなアレですが),
ちゃんとしたお芝居をやるようになりました。
このチラシの雰囲気とか,タイトルからして,
なんか重そうな内容かなー,とは想像してました。
世間から身を隠すようにして暮らす三姉妹。
長女は人生を諦め,怒りながらも引きこもり,
二女はいつも笑顔を張り付けて,本心を隠して生活し,
三女はそんな二人に苛立ちを感じながら,夜の世界で生きています。
彼女たちの父親は金にも女にもだらしなく,忘れた頃,家に帰ってきては
母親と激しいケンカを繰り返します。
そんな関係に疲れた母は,ついに父親を殺してしまい,
三姉妹は「被害者の娘」であると同時に「加害者の娘」となり,
世間の目から逃れるため,故郷を離れ
ひっそりと,時にぶつかり合いながら暮らすことになり・・・
三人で暮らす現在と,父が健在だった頃の過去とを
行ったりきたりしながら舞台は進みます。
ストーリーだけ見るととてもヘビーな感じがしますが,
ケンカしながらも冷静に突っ込みを入れたり,
二女のバイト先の店長が奇人だったりw
笑いもあって,重いだけではなかったです。
三姉妹のぶつかり合いは,ものすごい迫力&テンポで
引き込まれました。
そして,Jr.5プレゼンツと言いつつ,
Jr.5のメンバーは奥田君一人しか出ていませんでしたが,
イケメン率高し
そして,準メンバーとなっている中山裕康さんは
花屋の店長(奇人)役だったのですが,
この方,イヤぁな役をやると,本当にイヤぁな感じで
ハマるんですよね~www
東野圭吾の作品にも,殺人犯の家族となった主人公のお話がありましたが,
色々考えさせられましたねぇ。
子どもたちは,何も悪いことしてないのにね。。。
ところで,何度となく通っているこちらの劇場。
なんか,ぼんやりと前の人について歩いていたら
ちょっと道を間違えてしまいまして。
おおよその地図は頭に入っているので,
戻らずに,こっちから行くかーと,行ったのですが
不安になってくるほどの距離がありまして。
ありますよね,平行してる道路に見せかけて,
実は斜めになっていて,距離が全然違うってやつ。
まさしくそんな感じ。
ドキドキしながら歩いて,目標のコンビニが見えてきた時は
ホッとしました。
そして,チケットは当日精算だったので支払いを済ませて
チケットを受け取ると,「よろしければパンフレットもいかがですか」と。
見上げると,一応Jr.5の姜くん!w
結婚して,お子さんも生まれたと,LINEニュースにも出ていたばかりなので
(ご結婚おめでとうございますって言おうか・・・
いや,ご出産おめでとうか・・・いや,姜くんが産んだわけやないか・・・)
とか考えて,結局何も気の利いたことは言えず
「あ,買います。おいくらですか?」と
パンフレットを買ってきました。
来年の公演には姜くんが出る,という情報も。
一時期,なんかちょっと仲たがいしていたようですが,
仲直りして良かったなー,なんてww
小野君は着実に劇作家として腕を上げているし,
次回も是非観に行きたいと思いまーす。