カテゴリーの‘観劇記’のエントリー数を、
あと少しで‘お酒♪’が抜いてしまいそうな今日この頃。
いかがお過ごしでしょうか?
って意味わからんし(笑)
又もタダ券ゲットで行ってきました~
中井貴一、段田安則、りょうの3人芝居。
3人芝居なのに休憩ナシの135分。
始まる前は少々不安でしたが、
始まってみるとあっという間の135分でした。
舞台は立ち退きが決まっている古ぼけた古道具屋。
一人で店を切り盛りしている店主(中井貴一)、
彼を「お兄ちゃん」と慕う幼馴染(りょう)、
庭に忍び込もうとして塀から落ちて一時的に記憶喪失になり、
しばらく居候することになった男(段田安則)。
以上の3人が登場人物なのですが、
映像とか話の中に、舞台上には登場しないけれど
重要な人物が2人出てくるので、
厳密には3人芝居ではないなー、というのが正直なところ。
中井さん演じる小太郎は、庭に埋めたタイムカプセルを、
一緒に埋めた順子ちゃんと30年後に一緒に開ける約束をし、
それを頑なに守ろうとしている、ちょっとおチャラけた人。
時々ドリフと見紛うほどのコメディアンっぷりは見事でした。
段田さんは言うまでもなく上手いし、
初舞台のりょうさんも好演。
で、‘順子ちゃん’が会話などで登場するのは良いとしましょう。
しかーし。
アキヨちゃんって・・・誰よ?
アキヨちゃん宛のハガキを段田さんが見て、
記憶を取り戻すキッカケになるのですが、
どうやら小太郎と順子の共通の友人、という設定の模様。
でも、なんだか無理矢理って感じで、
終演後に確認するまでよく分かりませんでした。
キッカケになる人物を、直接順子にしてしまえばスッキリするのですが、
そうすると「30年間何の連絡も取ってない人との約束を
何としても守ろうとする愚直な小太郎」にならないんですよねー。
そのために登場させられたのがアキヨなのですね。
そこら辺りの設定にどうも無理があるのと、
映像に後ろ姿とはいえ順子を登場させてしまうところなどは、
ちょっとズルイな~と思ってしまいました。
が、中井&段田がそんなことを気にさせないような
テンポの良い演技でぐいぐい引っ張ってくれて、
声を出して笑いながら見てきました
お客さんの反応もとても良く、平日の何でもない日の好演で
カテコはトリプルが出てましたし、
福島さんの作品は基本的にほっこりと心が暖まるので、
良かったな~
って感じでした。
あれこれと妙な古道具が置かれたセットも、
味があって良かったですね~。
そうそう、ロビーのお花の数がハンパなくスゴかったです
あれだけたくさんあると、白いお花でまとめたスタンドなんかが
逆に目立ちますね~。
そして後半の、ものすごーく静かな場面で、
お腹がギューギュー鳴ってしまいました
お隣の人、ごめんなさい
この場を借りてお詫び申し上げます。。。