goo blog サービス終了のお知らせ 

元・副会長のCinema Days

映画の感想文を中心に、好き勝手なことを語っていきます。

「ドリヴン」

2011-05-26 06:39:08 | 映画の感想(た行)
 (原題:Driven)2001年作品。アメリカを中心として開催されていた独自のフォーミュラカーレース「CART」(2003年に終了)に参戦したレーサー達の戦いを描くレニー・ハーリン監督作だ。

 この監督らしい、見事なまでに中身がスッカラカンの映画である。けっこう多彩なキャストを揃えているわりには、何も演技させていない(させることができない)ところも彼らしい。でも、ハデなレースシーンだけが主眼のこの作品ではそれも許される(笑)。公道でフォーミュラカーを爆走させるという(もちろん、レースの一環ではない)無茶苦茶な場面もあったりして、何も考えずにボーッと観る分にはもってこいの映画だ。

 何より元花形レーサーに扮するシルヴェスター・スタローンと、チームオーナー役のバート・レイノルズが並んでいるだけで、何やらが画面全体に貫禄みたいなものが漂ってくる。この二人に比べれば、一応主役のキップ・パルデューは影が薄い(まあ、仕方がないが)。また、日の丸をバックにシンクロを披露するエステラ・ウォーレンには苦笑した(さすが元カナダ代表 ^^;)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする