ダブル・フェイス 秘めた女

「ダブル・フェイス　秘めた女」という映画を見た。フランス、イタリア合作、
ソフィー・マルソー、モニカ・ベルッチの仏伊美女共演。まあソフィー・マルソーが
出ているので見たのだが(私はシャルロット・ゲンズブールの次にソフィー・マルソーが
好きである)。
ジャンルは何になるだろう、サスペンス？サイコ・サスペンスとは違うような。
小説家のジャンヌは、夫と幼い息子、娘と4人で暮らしている。彼女は8歳の時の交通事故のせいで
それ以前の記憶がない。
ある時、家の中に違和感を覚えた。テーブルや台所雑貨などの配置がいつもと違うように思えた。
夫に聞いても、動かしてないと言う。
だが違和感は日に日に強くなっていく。いつも車で通っている道も迷う。夫や子供たちが
自分の家族ではないような奇妙な感覚に陥る。
夫とともに精神科の病院へ行くが、脳には異常はないので様子を見ましょうと言われる。
が、次第に自分の顔も違う顔に見えてくるのである。母親の顔さえも。
ジャンヌは自分は気が変になったと思い、精神を病んでいく。
だが、実家で見つけた古い写真にヒントを見つけ、自分が何者なのかを知るために、1人で
イタリアへ向かう。イタリアでジャンヌが辿り着いた真実とは…

ちょっとわかりずらいが、まあまあ面白かった。でも、ラストをもう少し描いて欲しかった気もする。
うーん、ソフィー・マルソーが出ていなかったら、見なくて良かった映画かも？
ソフィーもモニカも40歳を過ぎているのに若くてきれいだが、私は断然ソフィーの顔の方が好き。
ジャンヌ(ソフィー)の顔が徐々にモニカの顔に変わっていく過程は秀逸だったと思う。
ソフィーかモニカのファンの方だったら、おすすめ…かも。