猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ショコラ

2013-03-05 03:23:02 | 日記
2000のアメリカ映画「ショコラ」。
フランスのある村に、ヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)という女性とその娘アヌーク
(ヴィクトワール・ティヴィソル)がやってきた。親子は放浪の旅をしていて、行く先々で
チョコレート店を開いていた。この村でも、アルマンド(ジュディ・デンチ)という老婦人
から家を借り、店を開いた。
頭の固い村長のもと、この村は古くから続く因習に支配され、人々は閉鎖的だった。
突然現れた女性と私生児にいい顔をしなかったが、ヴィアンヌは店を覗きにきた人に、
その人にふさわしいチョコレートを選び、それを食べた人が幸せな気持ちになることが
噂になり、チョコレート店は賑わうようになった。夫の暴力に悩んでいたジョゼフィーヌ
(レナ・オリン)という女性が、店で働くようになった。村長やジョゼフィーヌの夫はおも
しろくなかった。
ある日村にジプシーたちが流れ着いた。村人はジプシーを快く思っていなかった。
ヴィアンヌはジプシーのリーダー、ルー(ジョニー・デップ)の美しさに目を奪われ、
やがて2人は心を通わせるようになった。だがヴィアンヌ親子がジプシーと親しくなった
ことで、彼女たちを良く思っていなかった村人たちに冷たくされるようになる。
アルマンドは、自分の誕生日パーティを開く提案をする。ヴィアンヌは、村人、ジプシー、
区別なく招待し、チョコレート料理を振る舞う。
ところが、パーティの最中、ジプシーたちの船が放火された。ジプシーたちは村を出ていった。
そしてヴィアンヌも、次の場所へ旅立つ用意を始めた。アヌークは出ていきたくないと
言ったが、ヴィアンヌはもう心を決めていた。

ファンタジーっぽい物語で、私はあまりおもしろいとは思わなかったのだが、この映画何故か
評価が高い。ジュリエット・ビノシュとジョニー・デップの共演ということだけでも
観る価値はあるのかもしれないが。
とにかくチョコレートがおいしそう。店に並べられたチョコを見ていると、食べたくなって
しまう。チョコレートは人を幸せにすると思う。
物語はどうってことないと思うし、ヴィアンヌのキャラクターもあまり好きではない。でも
この映画のジョニー・デップ演じるルーはとても美麗。ジョニーは映画ごとにいろいろな
顔を見せてくれるが、ルーはとてもかっこよかった。
ただこの映画、アメリカ映画なんだよね。フランスが舞台で主演女優もフランス人なのだから、
フランス映画として作って欲しかったな。それが残念。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする