台湾映画「共犯」を観にいった。
ある日、いじめられっ子で友達もいないホアン・リーファイ(ウー・チエンホー)は、
通学路の路地裏で、同じ高校の女生徒シャー・ウェイチャオ(ヤオ・アイニン)が血を
流して倒れているのを発見する。ちょうどそこに、同じ高校の優等生のリン・ヨンチュン
(トン・ユィカイ)と不良のイエ・イーカイ(チェン・カイユアン)も通りかかり、彼らは
警察に通報する。それまで口をきいたこともなかった男子生徒3人だが、この奇妙な
出会いをきっかけに、仲良くなっていく。シャーは自殺なのか事故なのか。3人はシャー
の死の真相を調べ始める。
ミステリー映画であり、青春映画でもある。とてもおもしろかった。1人の女子高校生が
変死している所に、たまたま通りかかった同じ高校の3人の男子生徒。死んだシャーの
最期に立ち会った3人は、彼女の死に興味を持つ。いじめられっ子のホアン、秀才の
リン、不良のイエは、シャーが死ななければ、恐らく卒業まで接点を持たずに過ごした
はずだ。
3人がシャーについて調べ始めると、シャーの意外な一面を知る。裕福で美人のシャー
だが、他人を見下してお姫様気取りで、友達はおらず、万引き、タバコ、夜遊び、と言
った悪い噂があった。そして、ある女生徒にいじめられていたという話を聞き、それが
シャーを死に追いやったのではと推測する。
映画は冒頭からショッキングである。血まみれのシャーの死体。それを見つける全く
タイプの違う男子生徒3人。彼らは、シャーの魂に呼ばれたのだと思う。なぜなら彼ら
も孤独だったからだ。お姫様気取りのシャーは、実はとても孤独だった。家が裕福で、
どんなにお金や物を与えられても、拭いきれない孤独を抱えていたシャー。その彼女
の魂の叫びが、同じように孤独なホアン、リン、イエの魂に呼応したのだと、私は思う。
そして、意外な展開、意外な真相。全編に漂う重苦しい空気も良かった。
この映画はミステリーだが、青春映画の要素が濃いと思う。いつも思うが、台湾の高
校や生徒たちの雰囲気がとても日本に似ている。だから余計リアルに感じる。本当に
台湾の映画はおもしろい。あと、シャー役のヤオ・アイニンという人がすごい美少女
だった。小松菜奈に似ていると思ったが、小松菜奈よりはるかにかわいかった。
人気ブログランキングへ
映画(全般) ブログランキングへ
ある日、いじめられっ子で友達もいないホアン・リーファイ(ウー・チエンホー)は、
通学路の路地裏で、同じ高校の女生徒シャー・ウェイチャオ(ヤオ・アイニン)が血を
流して倒れているのを発見する。ちょうどそこに、同じ高校の優等生のリン・ヨンチュン
(トン・ユィカイ)と不良のイエ・イーカイ(チェン・カイユアン)も通りかかり、彼らは
警察に通報する。それまで口をきいたこともなかった男子生徒3人だが、この奇妙な
出会いをきっかけに、仲良くなっていく。シャーは自殺なのか事故なのか。3人はシャー
の死の真相を調べ始める。
ミステリー映画であり、青春映画でもある。とてもおもしろかった。1人の女子高校生が
変死している所に、たまたま通りかかった同じ高校の3人の男子生徒。死んだシャーの
最期に立ち会った3人は、彼女の死に興味を持つ。いじめられっ子のホアン、秀才の
リン、不良のイエは、シャーが死ななければ、恐らく卒業まで接点を持たずに過ごした
はずだ。
3人がシャーについて調べ始めると、シャーの意外な一面を知る。裕福で美人のシャー
だが、他人を見下してお姫様気取りで、友達はおらず、万引き、タバコ、夜遊び、と言
った悪い噂があった。そして、ある女生徒にいじめられていたという話を聞き、それが
シャーを死に追いやったのではと推測する。
映画は冒頭からショッキングである。血まみれのシャーの死体。それを見つける全く
タイプの違う男子生徒3人。彼らは、シャーの魂に呼ばれたのだと思う。なぜなら彼ら
も孤独だったからだ。お姫様気取りのシャーは、実はとても孤独だった。家が裕福で、
どんなにお金や物を与えられても、拭いきれない孤独を抱えていたシャー。その彼女
の魂の叫びが、同じように孤独なホアン、リン、イエの魂に呼応したのだと、私は思う。
そして、意外な展開、意外な真相。全編に漂う重苦しい空気も良かった。
この映画はミステリーだが、青春映画の要素が濃いと思う。いつも思うが、台湾の高
校や生徒たちの雰囲気がとても日本に似ている。だから余計リアルに感じる。本当に
台湾の映画はおもしろい。あと、シャー役のヤオ・アイニンという人がすごい美少女
だった。小松菜奈に似ていると思ったが、小松菜奈よりはるかにかわいかった。
人気ブログランキングへ
映画(全般) ブログランキングへ