1974年のアメリカ映画「サブウェイ・パニック」。
ニューヨークの地下鉄が4人組の男たちに乗っ取られる。男たちは大半の客を降ろし、
18人の乗客が人質にさせられる。
リーダーのブルー(ロバート・ショウ)が管制センターと交渉し、グリーン、ブラウン、
グレイの3人が乗客の見張りに当たる。
ブルーと交渉するのは地下鉄公安局警部補のバーガー(ウォルター・マッソー)である。
ブルーの出した条件は、「100万ドルを1時間以内に用意すること。時間を過ぎれば
1分ごとに1人を射殺する」であった。
古い映画だが、おもしろかった!とにかくバーガー警部補とブルーのやりとりが緊迫感
があって、一時も画面から目が離せない。犯人グループの非情さや乗客たちの恐怖、
不安、絶望感が伝わってきて、ほんとにおもしろかった。人間って暗いところは本能的
に怖いんだろうなと思った。
閉鎖された空間である地下鉄の中から犯人たちがどうやって逃げるのだろう(地上では
警察が取り囲んでいるのに)というのも興味深かった。
それに、登場人物たちが個性的でユーモラス。彼らはよくジョークを言うのだが、その
ジョークがアメリカ映画らしく気が利いている。ラストのバーガーの表情も良かった。
この映画は地味ながらサスペンスの傑作として評価が高いそうだ。
ウォルター・マッソーって名前だけは知っていたけど初めて見た。おもしろい顔の人だ。
ブルー役のロバート・ショウって、「ジョーズ」で最後にサメに食われて死んでしまう
漁師の人だったんだ。「ジョーズ」が1975年の映画だから、ほぼ同じ頃重要な役をして
いたんだなあ。
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ニューヨークの地下鉄が4人組の男たちに乗っ取られる。男たちは大半の客を降ろし、
18人の乗客が人質にさせられる。
リーダーのブルー(ロバート・ショウ)が管制センターと交渉し、グリーン、ブラウン、
グレイの3人が乗客の見張りに当たる。
ブルーと交渉するのは地下鉄公安局警部補のバーガー(ウォルター・マッソー)である。
ブルーの出した条件は、「100万ドルを1時間以内に用意すること。時間を過ぎれば
1分ごとに1人を射殺する」であった。
古い映画だが、おもしろかった!とにかくバーガー警部補とブルーのやりとりが緊迫感
があって、一時も画面から目が離せない。犯人グループの非情さや乗客たちの恐怖、
不安、絶望感が伝わってきて、ほんとにおもしろかった。人間って暗いところは本能的
に怖いんだろうなと思った。
閉鎖された空間である地下鉄の中から犯人たちがどうやって逃げるのだろう(地上では
警察が取り囲んでいるのに)というのも興味深かった。
それに、登場人物たちが個性的でユーモラス。彼らはよくジョークを言うのだが、その
ジョークがアメリカ映画らしく気が利いている。ラストのバーガーの表情も良かった。
この映画は地味ながらサスペンスの傑作として評価が高いそうだ。
ウォルター・マッソーって名前だけは知っていたけど初めて見た。おもしろい顔の人だ。
ブルー役のロバート・ショウって、「ジョーズ」で最後にサメに食われて死んでしまう
漁師の人だったんだ。「ジョーズ」が1975年の映画だから、ほぼ同じ頃重要な役をして
いたんだなあ。

