1978年のアメリカ映画「マジック」。
コーキー(アンソニー・ホプキンス)はカードを扱う手品師だったが、やがてファッツと
名付けられた人形を操る腹話術師となって、スターになる。ベン・グリーンというエー
ジェントがつくまでになるが、コーキーは突然ベン・グリーンと手を切り、生まれ故郷
に帰ってしまう。彼は湖畔にあるコテージを借り、その持ち主デュークの妻で初恋の相手
でもあったペギー(アン・マーグレット)と再会し、愛を育んでいく。ある日ベン・グリーンが
コーキーの後を追って、突然姿を現した。
アンソニー・ホプキンスの若い時のサイコ・サスペンスである。コーキーは初恋の人と
再会するが、その夫も同級生なので、3人の間に不穏な空気が流れる、その描写が優れ
ていると思った。コーキーは友人の妻を奪っているのだ。そしてペギーも、夫と離婚して
コーキーに付いていくことを考え始める。そんなところへ突然現れるベン・グリーン。コー
キーの心は平常ではいられなくなっていき、やがて悲劇が起こる。
とにかくアンソニー・ホプキンスの演技がすごい。若い頃から演技力がすごかったんだなあ。
物語自体はそれ程おもしろい訳ではないのだが、アンソニー・ホプキンスの演技力のお陰で
なかなかのサスペンス映画になっている。この人が将来レクター博士になるのかと思うと、
納得である。
この人の神経症的演技は、「サイコ」のアンソニー・パーキンスや、「コレクター」のテレンス・
スタンプを思い起こさせる。
人気ブログランキングへ
映画(全般) ブログランキングへ
コーキー(アンソニー・ホプキンス)はカードを扱う手品師だったが、やがてファッツと
名付けられた人形を操る腹話術師となって、スターになる。ベン・グリーンというエー
ジェントがつくまでになるが、コーキーは突然ベン・グリーンと手を切り、生まれ故郷
に帰ってしまう。彼は湖畔にあるコテージを借り、その持ち主デュークの妻で初恋の相手
でもあったペギー(アン・マーグレット)と再会し、愛を育んでいく。ある日ベン・グリーンが
コーキーの後を追って、突然姿を現した。
アンソニー・ホプキンスの若い時のサイコ・サスペンスである。コーキーは初恋の人と
再会するが、その夫も同級生なので、3人の間に不穏な空気が流れる、その描写が優れ
ていると思った。コーキーは友人の妻を奪っているのだ。そしてペギーも、夫と離婚して
コーキーに付いていくことを考え始める。そんなところへ突然現れるベン・グリーン。コー
キーの心は平常ではいられなくなっていき、やがて悲劇が起こる。
とにかくアンソニー・ホプキンスの演技がすごい。若い頃から演技力がすごかったんだなあ。
物語自体はそれ程おもしろい訳ではないのだが、アンソニー・ホプキンスの演技力のお陰で
なかなかのサスペンス映画になっている。この人が将来レクター博士になるのかと思うと、
納得である。
この人の神経症的演技は、「サイコ」のアンソニー・パーキンスや、「コレクター」のテレンス・
スタンプを思い起こさせる。
人気ブログランキングへ
