猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ラッシュアワー2

2015-08-11 06:10:11 | 日記
2001年のアメリカ映画「ラッシュアワー2」。
休暇中のカーター刑事(クリス・タッカー)はリー警部(ジャッキー・チェン)の地元・
香港を満喫。しかし、在香港アメリカ領事館で爆破事件が起こり、2人が追うことに
なってしまう。背後に絡んでいるのではと睨んでいた香港マフィアのドン、リッキー・
タン(ジョン・ローン)も部下の裏切りにあい殺されてしまう。タンを泳がせておいて
背後関係を捜査していたアメリカ当局は2人を叱責し、捜査から外す。そこで、わ
ずかな手掛かりを元に2人はラスベガスへと飛ぶ。

「ラッシュアワー」の続編だが、こちらの方がアクションも派手で、美女が登場して
敵か味方かわからなかったり、物語は起伏に富んでいて良かった気がする。でも
やっぱり最初のがおもしろかったかな?どうだろう。
ジョン・ローンは相変わらず美男子だ。この人、悪役が多くなってきたな。もちろん
それもいいのだけど。とにかく目が回りそうなアクションの連続。クリス・タッカーと
コンビとはいえ、完全にジャッキー映画だ。香港映画の雰囲気である。ジャッキー
とクリスが全裸で逃げるシーンは笑った。おねえキャラの洋服店の店員(白人)も
いい。
1番好きな会話は、カーター「女は俺を選ぶ。長身でハンサム。お前はブ男」リー
「私だってモテるぞ。スヌーピーみたいにかわいいって言われる」確かにジャッキ
ーはスヌーピーみたいだ。まあ派手なアクションの連続でおもしろかったが、1番
印象に残ったのは、カーターがおしゃべりでうるさいという所だった。



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ラッシュアワー

2015-08-06 04:29:50 | 日記
1998年のアメリカ映画「ラッシュアワー」。
在ロサンゼルス中国総領事の11歳の娘が誘拐された。総領事のハンは、香港政庁に
勤務していた際に、香港警察本部のリー警部(ジャッキー・チェン)と組んで、ジュンタオ
という人物に率いられた香港マフィアの一斉検挙を行っており、娘の誘拐はそのジュン
タオの仕業であった。ハン総領事はリー警部を香港から呼び寄せて事件の解決を依頼
する。しかし、それにFBIは難色を示し、リー警部のお守りをロサンゼルス市警察本部
のカーター刑事(クリス・タッカー)に依頼することになる。

ジャッキー・チェン主演のアメリカ映画。アクションとコメディがちょうどいい具合に融合
していて、おもしろかった。私はクリス・タッカーという人を知らなかったが、騒々しさと
濃い顔で、1度見たら忘れられないタイプだ。濃いクリスと薄いジャッキーで釣り合いが
とれている感じ。
ストーリーはハチャメチャというか、危ないシーン満載でハラハラするし、尚且つ笑える。
ジャッキーの香港映画とは微妙に違っていて、香港映画のアクションは「凄い!」という
感じだが、アメリカ映画のアクションは「派手!」と思う。お国柄だな~。
カーター刑事はFBIの捜査に参加できると思って喜んでいたが、実は邪魔なリー警部
のお守り役だと知って、激しくがっかりし、リー警部とも反目しあう。しかし一緒に過ご
すうちに打ち解けてきて、友情が生まれる。アメリカの刑事ものではよくある話だ。でも
それでもコミカルでおもしろかった。
残念だったのは、誘拐される11歳の少女がかわいくなかったこと。見た目も性格も。一
応ヒロイン(?)なのだから、かわいい女の子を起用して欲しかった。韓国映画「アジョシ」
でも、主人公が命がけで助けようとする少女が全然かわいくなかった。やっぱりこういう
役は、かわいい少女にして欲しいものだ。



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共犯

2015-08-05 05:41:08 | 日記
台湾映画「共犯」を観にいった。
ある日、いじめられっ子で友達もいないホアン・リーファイ(ウー・チエンホー)は、
通学路の路地裏で、同じ高校の女生徒シャー・ウェイチャオ(ヤオ・アイニン)が血を
流して倒れているのを発見する。ちょうどそこに、同じ高校の優等生のリン・ヨンチュン
(トン・ユィカイ)と不良のイエ・イーカイ(チェン・カイユアン)も通りかかり、彼らは
警察に通報する。それまで口をきいたこともなかった男子生徒3人だが、この奇妙な
出会いをきっかけに、仲良くなっていく。シャーは自殺なのか事故なのか。3人はシャー
の死の真相を調べ始める。

ミステリー映画であり、青春映画でもある。とてもおもしろかった。1人の女子高校生が
変死している所に、たまたま通りかかった同じ高校の3人の男子生徒。死んだシャーの
最期に立ち会った3人は、彼女の死に興味を持つ。いじめられっ子のホアン、秀才の
リン、不良のイエは、シャーが死ななければ、恐らく卒業まで接点を持たずに過ごした
はずだ。
3人がシャーについて調べ始めると、シャーの意外な一面を知る。裕福で美人のシャー
だが、他人を見下してお姫様気取りで、友達はおらず、万引き、タバコ、夜遊び、と言
った悪い噂があった。そして、ある女生徒にいじめられていたという話を聞き、それが
シャーを死に追いやったのではと推測する。
映画は冒頭からショッキングである。血まみれのシャーの死体。それを見つける全く
タイプの違う男子生徒3人。彼らは、シャーの魂に呼ばれたのだと思う。なぜなら彼ら
も孤独だったからだ。お姫様気取りのシャーは、実はとても孤独だった。家が裕福で、
どんなにお金や物を与えられても、拭いきれない孤独を抱えていたシャー。その彼女
の魂の叫びが、同じように孤独なホアン、リン、イエの魂に呼応したのだと、私は思う。
そして、意外な展開、意外な真相。全編に漂う重苦しい空気も良かった。
この映画はミステリーだが、青春映画の要素が濃いと思う。いつも思うが、台湾の高
校や生徒たちの雰囲気がとても日本に似ている。だから余計リアルに感じる。本当に
台湾の映画はおもしろい。あと、シャー役のヤオ・アイニンという人がすごい美少女
だった。小松菜奈に似ていると思ったが、小松菜奈よりはるかにかわいかった。



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