私の雑談ルーム

日頃の出来事で感銘を受けたこと、気になること、興味のあることなどを、デジカメで写し記録の場にしたいと思います。

引退後の南極観測船「しらせ」の見学

2010-05-22 08:39:56 | Weblog

       <船橋港に係留中のしらせ・全長134メートル>

先生のブログに紹介されていました、引退後の南極観測船「しらせ」を、5/20日、見学して参りました。
しらせは、3代目の南極観測船として25回南極航海を果たしましたが、耐用年数を迎え引退。引退後の利用について公募が行われたそうですが、選定先が見つからずスクラップ処分が決定したそうです。
所が、内外から解体を惜しむ声が多くあがり、再公募した結果「ウエザーニューズ社」が選ばれた、という経緯がありました。
私も、スクラップ処分になると知った時は心が痛みましたが、今は、この会社に感謝の気持ちでいっぱいです。
船名をローマ字の「SIRASE」に改め、船橋港に係留し第2の船出が始まりました。
この船から気候変動や、地球環境に関する情報発信の拠点にするそうです。
尚、船は食品コンビナートの岸壁に係留しているため、一般の人は入ることが出来ません。見学は事前予約制です。
先生のブログから予約出来ます。私は、連休中に予約しました。


スタッフの方達に案内して頂きました。案内は丁寧で親切。配慮が行き届き感謝でした。皆さんの顔の表情が素敵でした。掲載の許可をいただいております。


プロのコックさんが作るお料理は、とても美味しいそうです。何よりの楽しみは食事、と聞いております。


船が揺れる時は、椅子が飛ばされないように、椅子の前にある小さい棚?に椅子ごとのせるそうです。


         船内は、出来る限り元のままを維持したいそうです。

 
         隊員さん同士で散髪し、髪型は坊主?が人気とか


       3機がゆったり入るスペースなので、かなり広く感じました。


テニスコート4面の広さがあります。奥に見えるのはスクラップ工場。
しらせは、ウエザーニューズ社が落札して下さらなければ、この工場でスクラップの運命にあったのですね。よみがえることが出来、よかったです。


しらせが、南極へ出航時、レインボーブリッジからお見送りしたことがありますが、実物を目の前で拝見し、その迫力に圧倒されました。
右奥の細長く白い建物は、レーダードームです。気象用観測レーダーを内臓しているそうです。


サッポロビール千葉工場内に併設されているビール園。一度食事をしましたが、さすがビールは美味でした。ここで食事をしながら「しらせ」を眺めるのもロマンがありますね。

コメント
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