2017年12月18日・某新聞の朝刊一面に「アレッポ がれきの中に咲く笑顔」、と言うタイトルで大きく記事が掲載されていました。
私は、数年前からアレッポの石鹸を使用しているので、写真も写し、いづれブログに載せようと考えていたのですが・・・この新聞記事に触発され、きょう、投稿することにしました。
シリアの都市アレッポは、2011年から内戦が続き、何十万人と言う命が奪われ、住む家も破壊され、食料にも困り、アレッポの人達は恐怖と貧困を強いられています。
この様な戦火の中なので、石鹸作りも一時生産が中止されたが、2014年にシリアの中でも比較的安全な土地に工場を新設し、再開したそうです。
1000年以上続く伝統の製法で、変わらない石鹸を作り続けているとの事です。
アレッポの人達は、平和を願いながらこの石鹸を作っているのでしょう。
未使用の「アレッポの石鹸」。
私が、アレッポの石鹸を使用したきっかけは、生協の注文用紙に、この石鹸の事が記してあったからです。
原料は、オリーブと月桂樹で作られ、保湿に優れ、肌に優しく潤いを与え、洗髪にも向いている、という記事を読み購入しました。
洗髪には使用していませんが、顔と身体はアレッポの石鹸で洗っています。
このせっけんを使うことで、アレッポの人達にどれだけ役に立っているのか?分かりませんが、気に入っているので使い続けます。
使用する前は、茶色ですが、使っていると中がグリーン色になります。
全て手作りなので、多少大きさにばらつきがあります。寸法は測っていませんが、かなり大きく重いです。
今、日本国内は、赤ちゃんパンダの初公開に沸き、テレビ、新聞も大きく報道していますが、この平和な幸せをシリアの人達にも分けてあげたいです。
石鹸の泡の向こうに平和が訪れますよう、お祈りします。