第1回能登和倉万葉の里マラソン大会が3日後に迫った。今回、妻は不参加なので温泉にのんびり浸かる気楽な遠征(?)とばかり、内緒でホテルを予約しておいた。
ところが、「生活給付金」なる悪法が成立したために、「自分の小遣いで支払え」とつれない反応で、私の思惑は見事に外れた。まぁ、政策の目的通りだから良しとするが、いつの日にか口座に振り込まれる給付金が、果たして私の手に渡されるか甚だ疑問だ。
というのも、我が家の財務大臣は現内閣同様、金融大臣兼務で絶大な権限を持っている。私は、形式的な経済財政政策の特命大臣で実権を持っていない。個人消費と家庭内の権力抗争図は別次元なのが悩みの種。
カード決済を封印され、質素な旅行に切り替えようとする己の姿が小さくも惨めに見えてきた。景気刺激どころか、小市民の消費意欲まで委縮させ兼ねないと、筋違いの「給付(≠休符)金」恨み節が口を突いて出た。これでは、マラソンの成績は思い知るべしか、、あーぁ!