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時悠人chosan流処世術

★感動の本質(2/2):食育

2021-07-29 07:40:28 | 日記・エッセイ・コラム
 浜松市のある小学校が、日本財団「海と日本プロジェクト」と連携して、昨年9月よりヒラメの養殖に取り組み、生育期間を終えた6月に開かれた「いのちの授業」の報道番組も示唆に富んでいた。

 子供たちは、稚魚に愛称をつけて観察日誌を書き、育てたが、最終局面で、難しい選択を迫られた。

 養殖本来の目的は、「食べる」ことだが、成長を見守るうちにヒラメが愛おしくなり、食べることが出来ないと涙を流す子や、食べるために育てたと割り切る子等々、それぞれの心の葛藤がいじらしかった。

 全員で話し合って、結論を出そうとしても、なかなか決まらず、最終結論は、多数決で「食べる」ことになり、泣いた子も味を嚙み締め、笑顔に戻った。

 食育基本法は、知育・徳育・体育の基礎となるものと定めているが、「命」を「いただく⇒奪う⇒殺す」と表現を変えれば、重みも違ってくる。

 知識だけに終わらず、自然の恵みや温暖化、更には、命の尊さを学び、「いじめ・誹謗中傷・差別」をしない人間形成に役立てば、素晴らしい。(^^♪


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