プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★立山黒部アルペンルート(後編):絶景

2021-10-26 07:20:53 | 日記・エッセイ・コラム
 紅葉の旬に合わせるのは難しいものだが、立山の場合、山麓と高低差があるので、長期間、紅葉を楽しむことが出来る。

 室堂(2,450m)から大観峰・天狗平・弥陀ヶ原では、すでに落葉し、黒部平(1,828m)でも見頃を過ぎており、紅葉前線は、黒部湖(1,470m)から扇沢(1,433m)へと下り始めていた。

 天気予報では、曇りのち雨で肌寒いだったが、見事に外れた。美女平の気温は19度、室堂でも10度で、青空が広がり、純白の雪がまばゆく輝きを増していた。

 圧巻は、美女平(997m)から乗る高原バスの車窓の景色で、弥陀ヶ原(1,930m)を過ぎる頃から、室堂まで、雪化粧した北アルプスの大パノラマが目に飛び込んできて、思わず、息をのむ絶景が広がった。

 広大なスケールに圧倒されて、複雑怪奇な俗世の営みを、しばし忘れた。(^_-)-☆

★立山黒部アルペンルート(前編):アクセス

2021-10-25 07:49:42 | 日記・エッセイ・コラム
 「立山初冠雪」のニュースに、紅葉と雪のコントラストが見たくなって、10月22日、「立山黒部アルペンルート」を抜けて、大町温泉郷一泊の旅に出た。

 防寒具と雨具類で荷がかさばったが、JR富山駅に隣接する富山電鉄で立山駅まで行くと、あとは、ケーブルカー・高原バス・トロリーバス・ロープウェイ・ケーブルカー・電気バスと、多彩な乗り物を乗り継ぎ、扇沢に抜けるので大した負担ではない。

 幸運にも、天気予報が良い方に外れて、持参した防寒具と雨具類を使う機会が無かった。

 さて、東日本からの多くの人は、長野県の扇沢からのルートを選ぶようだが、時間に余裕があるなら、私は、富山県側からのルートをお勧めしたい。

 目的にもよるが、立山観光に限定するなら、富山県側からの方が、断然、感動を与えると思う。

★衆院選に望むこと(後編):争点

2021-10-24 07:25:26 | 日記・エッセイ・コラム
 全政党の公約を見ると、濃淡があっても、「新型コロナ対策」と「経済や暮らしの立て直し」の二本柱が中心になっている。

 次いで、「社会保障・福祉政策」や「自公政権の評価」を問う声も多いが、長期にわたるアベノミクスの果実をどう味わったかで、意見が分かれる。

 また、「外交・安全保障政策」や「憲法改正」の比重が低いのは、ほかに喫緊の課題があるからで、国民が現状維持を望んでいるわけではない。

 私が危惧するのは、「財政問題」。一時的な財政出動が必要なことを理解したうえで言いたいのは、財源確保策で、国債や金融課税等で賄えると思えない。

 ましてや、「消費税の引き下げや、撤廃」を公約に掲げるようでは、将来世代に負担を先送りするだけで、無責任だ。「ポピュリズムが国を亡ぼす」ことを認識したうえで、投票行動に反映したい。

★衆院選に望むこと(前編):投票率

2021-10-23 08:15:21 | 日記・エッセイ・コラム
 選挙権年齢が、「18歳以上」に引き下げられたのは、2015年(平成27年)で、最初の国政選挙は、2017年(平成29年)の衆院選だった。

 年代別投票率は、10代が40.5%、20代が33.9%、30代が44.8%(全年代平均投:53.7%)だった。

 しかし、2019年(令和元年)の参院選では、10歳代が32.3%、20歳代が31.0%、30歳代が38.8%(全年代平均投票率:48.80%)に下がった。

 衆参の違いがあっても、国の将来を担う若年層の投票率が、高齢者よりも低いのが気がかりだ。

 今回の衆院選挙は、「新型コロナ対策」が大きな争点となるので、若者が「政治と生活」の関係について学ぶ良い機会になる。SNSで議席数占いをするのではなく、投票率が高くなることを期待したい。
★コロナの連鎖禍(完)バラマキ≠福祉
 国交大臣が、「GoToトラベル」の限度枠を超過した旅行代理店に対し、追加支給すると発表したが、度重なる方針変更に呆れる。 経済再生担当大臣が、「完全な制度設計が出来なくてもや......

★デジタル化の道(番外編):保険証代用

2021-10-22 07:48:23 | スポーツ
 10月20日から、マイナンバーカードの保険証利用が始まったが、本格的な実施時期は、かなり先になる。

 厚労省のHPに、対象医療機関・薬局のリストが載っているが、私が利用している医療機関は無かった。

 マイナカード自体の普及も遅れているが、医療機関側が準備を終えていなければ、従来通り、健康保険証を持参しなくてはならない。

 厚労省のまとめでは、システム改修などの準備を終えた医療機関・薬局は、8%程度で、診療所では、わずか5.8%にとどまっている。

 NTTコムリサーチが6月に実施した調査結果によると、カードを持っていない人のうち35%が「なくても生活ができる」と回答し、「利用したいと思えるサービスが少ない」が25%だった。

 莫大な費用をかけて導入した経過に鑑み、牧島大臣にかかる責任は重い。