第2話
『夏の恋が始まる!!』
直輝と莉子は公園で仲良くおしゃべり。
それを偶然通りかかった麻衣が見てる。
「なんでこんな知らない人に
家庭のお財布事情を話してんだ?」
川崎とダブルデートの日。
直輝の家には菜月が来る。
莉子と麻衣は川崎とのデートへ。
川崎は莉子狙いなのがバレバレだと麻衣。
どうせあて馬が来るんだとちょっとご立腹の麻衣。
しかし、川崎が連れて来た宇都宮を見て興奮。
「やっほ~う!! あて馬最高♪」
直輝の家にいる時に代々木から電話がかかって来る菜月。
「もしもし」と低音不機嫌モードで出る。
「1回寝たくらいで勘違いしないでくれる?」
と冷たく言い電話を切る。
代々木は「うん。いいね。マゾ心がくすぐられる。」
菜月を送る直輝。
別れ際にキスする。
「もう1回して。」と菜月。
直輝と別れた途端、タバコに火をつける菜月。
そこをデート帰りの莉子と麻衣が通り過ぎる。
菜月は「は~・・・肩凝った。」と言って歩き出す。
選手たちの写真撮影。
次のシーズンに向けて練習開始。
ジュニアバスケットのコーチも。
直輝は子供に大人気。
川崎とデートする莉子。
1回目のデートでキスはしないと言った川崎だったが、
不意打ちでキスをする。
「嘘つきなの?」
「時々ね。じゃあもう嘘はつかない。
本気で言ってる。好きだよ。莉子ちゃんのこと。」
そしてまたキス。
莉子と麻衣は友だちの結婚式で演奏。
人前で演奏するのはこういう時くらいらしい。
菜月の部屋に代々木が訪ねて来る。
ドアチェーンは外さない。
「この間のは遊びだから。」
「性格悪いね。」
「言いふらせば?」
「やめとくよ。お前の彼氏繊細そうだし。」
「もう帰って。」
「酷いじゃん。俺、お前いたからアークス入ったのに。」
とモーションかけまくりの代々木。
大学生との練習試合。
直輝がスターターじゃないことに驚く菜月。
莉子と麻衣も遅れて見に来る。
莉子は直輝の姿を見つける。
「嘘、あの人だ! ねぇねぇほら、あの人だよ。
公園でよく会う。嘘みたい、ここの選手だったんだ~。」
途中交代で入る直輝。
しかし、チームのリズムも狂うし、シュートも外す。
もらったフリースローも1本目が外れて・・・
2本目を打つ前に、
我慢しきれなくなった莉子が立ち上がる!!
「ちょっと8番!! 何してんのよ!!
グズグズグズグズグズグズグズグズ。
あんたバカじゃないの?
あんたの実力はそんなもんじゃないでしょうが!!
強いのに!! 才能あるくせに何怯えてんのよ!!
悔しかったらここで見せてよ!!
あんたの実力を!!
あんた絶対強いんだから。
強いの!! 上手いのよ!!
ちゃんとやんなさいよ、バーーーカ。」
2本目のフリースローを決めた直輝。
莉子は笑顔。
けどそのあと我に返り・・・
その後は直輝大活躍。
最後はブザービートまで決めてチームも勝利。
試合の後、莉子を探しに外へ出る直輝。
が、莉子は途中で帰ったと菜月から聞くも探しに行く。
家に帰った莉子はボールの音に気づき外へ。
「さっきは怒鳴ってごめんなさい。
でも私、嘘は言ってないから。」
「なんで途中で帰ったんだよ。」
「いや、周りの目が辛くて。」
「俺の方が辛かったし。」
「そうだよね。」
「でもありがとう。まぁ感謝するよ。
なんか勇気出たし。って言うかさ、
怒鳴ったんなら最後まで見て帰れよ。
折角ブザービート決めたのにさ。」
公式戦始まったら見に来てよと誘う直輝。
「君が見てると強くなれそうな気がするし。
ちゃんとやんないとバカとか怒鳴られるし。」
「もう怒鳴りません。
うん。分かった。応援しに行くね。
私、あなたのファンだもんね。」
「怖いファンだけどね。」
「これもファンの愛情だし。」
「次また怒鳴る時のために名前教えてよ。」と莉子。
お互い自己紹介。
「やっぱ。じゃあ同じ学年だ。
じゃあまたね。上矢くん。」
「じゃあね。白河さん。」
だからなんで付き合ってんの?
「肩凝った~」とか言ってて結婚したって無理じゃん?
ずっと隠し通すの?
ま、きっとそのうちバレると思うけど。
もうさっさと代々木と付き合えばいいのにね。
直輝と莉子は徐々に近付いてる?
やっぱ川崎 邪魔だわ~。
早くどうにかなんないかな・・・
しっかし、山Pのかっこいいこと!!
バスケ姿もお似合いですよ。
眼福ありがとうございます♪
第1話