偶然の「雨宿り」から始まる、切ないラヴ・ストーリー。
ある夜、舞原零央はアパートの前で倒れていた女、
譲原紗矢を助ける。
帰る場所がないと語る彼女は居候を始め、
次第に猜疑心に満ちた零央の心を解いていった。
やがて零央が紗矢に惹かれ始めた頃、
彼女は黙していた秘密を語り始める。
その内容に驚く零央だったが、
しかし、彼にも重大な秘密があって…。
巧妙に張り巡らされた伏線が、
いくつも折り重なったエピソードで紐解かれる、
新感覚の青春群像ストーリー。
第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞受賞作。
登場人物が繋がりは良かったかな。
けどそれぞれが短すぎて物足りない気もする。
単体でもう少し長く読みたかったかも。
双子の話はここにはいらなかったかもな~。
悪くはなかったんだけどね。
主人公だと思われる零央が、
切ないというか・・・悲しいというか・・・
零央にも幸せになってもらいたかったな。