深夜のビルの屋上に、管弦楽の生演奏が響き、
男がそこから飛び降りた。
内臓の飛び出た死体に、演奏していた女たちが群がる。
ある女は死体の写真を撮りまくり、
ある女は興奮してカッターで自分の身体を切りつける…。
白川琴音の喜びは、
美人指揮者・真理乃が率いる大学の極秘サークル
「レーヴ・ポステュム(死後の夢)」のメンバーとして、
自殺する者のために、美しい音楽を奏でること。
が、ある日、自殺志願者が
「やっぱり死ぬのをやめる」と言った途端、真理乃が豹変。
自殺者の最期に魅入られた六人組が、
“完璧な死”を求めて狂気の暴走を始める。
山田作品史上、もっとも妖しく、もっとも残酷なサスペンス・ホラー。
自殺者のために演奏するってのは、
なかなかない設定で良かったと思うんだけど、
第1・2バイオリン、オーボエ、フルート、
4人の演奏だけど、結構な音だと思うの。
しかも自殺は夜でしょ。
いつも人っ子ひとりいない場所じゃないじゃん。
音響くよね~。
それがずっとバレないで活動してたってのがね(‐∀‐;)
イヤイヤ、無理でしょって思った(笑)
面白かったんだけど、
途中なんだかややこしくなり、
グチャグチャとなって、
最後はやっぱりモヤモヤする(笑)