天才科学者の平賀と、
古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。
2人は良き相棒にして、バチカン所属の『奇跡調査官』—
世界中の奇跡の真偽を調査し判別する、秘密調査官だ。
修道院と、併設する良家の子息ばかりを集めた寄宿学校でおきた
『奇跡』の調査のため、現地に飛んだ2人。
聖痕を浮かべる生徒や涙を流すマリア像など
不思議な現象が2人を襲うが、さらに奇怪な連続殺人が発生し—。
天才神父コンビの事件簿、開幕。
宗教や歴史などが絡み合い、
謎が謎を呼ぶという感じで次々に事件が起こる。
なんだか壮大な話になってしまって、
イマイチ回収しきれてない部分もあるけど、
読み応え充分な1冊だった。
平賀とロベルトのコンビが良かった。
けどロベルトの活躍が少なかったので今後に期待。
「タチアオイ児童図書館」の
キノコ頭の司書・御子柴は今日も大人気。
中学生男子に女子高生、自衛官の青年、
そして、神田さんのお姉さんにまで!?
それぞれが自分だけの物語を抱えて訪れます。
そして、御子柴の物語も…。
末っ子が幸せになる説はなるほどと思った。
確かに多いよね~。
今回もいいところでいいことを言う御子柴。
本との出会いは一期一会。
身に沁みます。
宮本はみずほの気持ちに気づいてる風だけど・・・
どうなるんだろう?
お似合いだと思うけどなぁ。
巻末の4コマが秀逸だった(笑)