夜だけ開店、メニューは1種類。
海里が働く芦屋の定食屋「ばんめし屋」に、迷惑な酔客が現われた。
カラフルな髪色の彼女、レイナは、海里の役者時代のファンだという。
しかし彼を見て失望し、品切れのトンカツを食べたいと言うなどやりたい放題。
聞けば「人生最後の夜に、憧れの人に会い、大好物を食べたかった」らしい。
実は彼女は地下アイドルで、未来に絶望していて……。
海里の新たな挑戦にも胸躍る、青春お料理小説第14弾!
シリーズ第14弾。
今回の最期の晩ごはんは幽霊じゃないんだな。
「トンカツ食べて死ぬ」ってスゴイこと言うな。
レイナは一気に色んなことがありすぎていっぱいいっぱいだったんだろうね。
けど夏神さんや海里のお陰でなんとか自分を取り戻せて良かったよ。
栗が入った筑前煮ってどんな味がするんだろう。
物凄く気になるが作る勇気は・・・ないな(笑)
海里の朗読会、上手くいくといいね~。
次回はその話なのかな?楽しみだ。
すべての花には、物語がある――
大学近くの桜並木の川沿い、三つめの曲がり角の先に
『カフェ・メープル』という喫茶店がある。
そこでアルバイトをしている大学生の内藤祐介と、友人で”植物男子”の石蕗馨。
身の回りで起こるちょっとした謎や持ち込まれる相談を、
二人は花言葉を元に解き明かしていく。
こんな喫茶店あったら行ってみたいわ~。
花言葉もだけど花言葉に詳しい男子大学生もなかなか興味深かった。
毎日来てココアを頼む女子高生が何かありそうだとは思ったけどね。
母親が重かった・・・
けどラストではいい方向へ進んで行けそうなので良かった。
事件と言う割にはミステリー色は薄いけどサクッと読めるところはいい。
続きは出るのかな?出たら読んでみたい。