夏休みも終わった9月。
清貴は、最後の修業先である「小松勝也探偵事務所」で働き始めた。
相棒は、なんと永遠のライバル、円生。
最初の依頼は「私を殺した人物を知りたいんです」という奇妙なものだった。
同じ頃、祇園では、舞妓へのストーカーと祗園の幽霊騒動が起きていた――
小松と円生、清貴の、なんだか危うい3人組が、
事件解決のために、京都の街をところ狭しと駆け回る!
シリーズ第12弾。
最後の修行先が小松探偵事務所とは、まさにホームズ。
しかも円生と共に・・・小松さん、ガンバ。
まだトゲがあるけど少し丸くなった円生の方が読みやすくていい(笑)
葵の出番が少なめだったな~。
葵が大学2年生となった夏。
大丸京都店での修業を終え、次の修業までの短い夏休みを
『蔵』で過ごしていた清貴のところに、高校時代の先輩・日野が尋ねてきた。
最近、勤めていた会社を辞めたという日野を、清貴は永観堂に誘う。
「永観堂といえば秋では?」といぶかしむ日野だが…。
また、『円生の独白』では、円生の過去が明らかに!
大人気シリーズの魅力が満載の第11弾。
シリーズ第11弾。
今回は事件じゃなく登場人物のそれぞれのエピソード集って感じだった。
あの時こう思ってたんだみたいなことも分かって、これはこれで面白く読めた。
特に円生の話は、これから読む時ちょっと違う見方になるかも。
でも葵たちにちょっかい出すのはやめて欲しいけど(笑)